元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
年下相手やデートの時くらいはリードできるようになりたいのですが、どうすればいいでしょう?
会話で相手をリードする。
コミュ障さんにとってはなかなか憧れるシチュエーションではないでしょうか。
相手が年下だったりすると、ずっとリードされっぱなしだと自分が情けなく思えてしまいます。
あなたが男性なら、女性とデートするときくらいはリードして頼れる一面を見せたいと思うでしょう。
そこで今回は、
- 会話で相手をリードするとはどういうことか?
- 実際にリードするには何をすればいいのか?
を明らかにしていきます。
そして実はとっても大事な
- 相手がリードしやすい人になるコツ
もあわせて解説していきますので、しっかり読みこんで普段の会話に役立ててみてください!
「会話でリードする=たくさん話す」ではない
まず絶対に誤解しないでいただきたいのは、
「リードする=相手よりも多くしゃべる」ではない!
ということです。
なぜなら人は、基本的に「他人の話を聞いている時間」より「自分のことを話しているとき」のほうが楽しいものだから。
覚えておいてください。
会話の理想の割合は、「話す3割・聞く7割」です。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
リードしようと思って一方的にしゃべり倒すのはNGです。
そんなことをしても相手は「よくしゃべる人だなぁ」と冷ややかな目を向けてくるだけ。
相手が会話を楽しんでいないのに、リードしているとは言えないでしょう。
「あなたの力で相手が楽しくしゃべれるよう誘導する」
これこそが会話でリードしている状態と言えます。
では、どうすれば相手が楽しくしゃべれるよう導くことができるのか?
ポイントは「話題の提供率」と「質問力」です。
会話でリードできる人は「話題を提供する人」
会話をするには話題がいります。
もちろん相手から振ってくれることもありますが、いつも任せっきりにしていたら相手だって話題を探すのが苦しくなってしまいます。
たとえ顔には出さなくても、「あなたからもたまには話題振ってよ!」と内心では思っているかも…。
会話で相手をリードしたければ、あなたから話題を提供する割合を増やしていきましょう。
できれば5割越えが理想ですが、まずは最低3割が目標です!
「話題を振る」というと
「自分から『この前こんなことがあってさ~』みたいにネタを用意しなきゃいけないんじゃないか?」
なんて考えて絶望してしまい人もいるかもしれませんが、方法は他にもあります。
例えば「最近ハマってることある?」などと質問して相手をしゃべらせたっていいんです!
内向的な僕たちにとっては相手にしゃべってもらうほうが簡単だし、先ほどお話ししたように理想の割合は「話す3割・聞く7割」。
僕自身もコミュニケーション講師なんてやっていますが、今も決しておしゃべりな性格ではないので質問から入るケースのほうがダンゼン多かったりします。
なので、「たくさんネタを仕込まなきゃいけないのかな…」みたいなプレッシャーは感じなくて大丈夫ですよ。
では、具体的にどんな質問を使って話題を振ればいいのか?
これは他の記事で詳しく解説しているので、そちらをお読みください。
● 初対面の相手なら「プロフィール質問」
● 顔見知り相手なら「近況」や「過去に聞いた話の『その後』」
会話でリードできる人は「いい質問ができる人」
会話で相手をリードする条件の二つ目は「質問力を磨くこと」です。
ちなみに前の項でも質問について触れましたが、先ほど解説したのは「会話をスタートさせる質問」。
今から解説するのは「会話を続ける質問」を指します。
質問とは相手をしゃべらせるスキルです。
だから質問力を鍛えれば、相手が楽しく・気持ちよく話せるような質問を繰り出せるようになります。
あなたの質問力で、相手が楽しくおしゃべりできるよう会話の流れをコントロールする!
これもまた会話をリードしている状態と言えますね。
では、どうすればそんな質問ができるようになるのか?
ポイントは「相手の人間性にフォーカスした質問をすること」です。
コミュ障さんはそもそも質問が少ない傾向にありますが、せっかくの質問も「いつ?」「どこで?」と情報ばかり訊いてしまいます。
「いつ行ったの?」
「どこ行ったの?」
「誰と行ったの?」
「いくらしたの?」
こんな質問ばかりで、答える側は楽しくおしゃべりできるでしょうか?
ずっとこんな調子で質問されたら、だんだんと職務質問を受けいているようでシンドくなってしまう人がほとんどでしょう。
だからこそ、相手の人間性にフォーカスした質問が必要なのです。
例えば「友達と旅行に行ってきたんだ〜」という人への質問なら
- 「旅行に行くとお土産はたくさん買っちゃうほう?」
- 「旅行はしっかり計画立ててから行く?」
- 「思い出にのこる出来事はあった?」
- 「そこに行ってみたい理由とかあったの?」
といった感じです。
情報について尋ねるよりも、より会話が広がりそうな、そして相手との仲ももっと深まりそうな感じがしますよね。
- 価値観
- 好き嫌いの好み
- 体験談
- 理由やきっかけ
そんな「その人にしか話せないようなお話」を引き出す質問を考えていきましょう。
より詳しい質問のコツは、こちらの記事をお読みください。
リードされ上手になることも大切
会話でリードする方法について書いてきましたが、内気な僕たちは必然的に相手にリードしてもらうケースも多々出てくるもの。
だからこそ「少しでもリードする側になろう!」ということで色々とノウハウをお伝えしてきましたが、同じくらい大切なのが「リードされ上手になること」です。
世の中には自分でリードしたがる人も大勢います。
でも、あなたが会話に消極的すぎると、大岩をロープで引っ張るように疲れてしまいます。
結果、「この人と会話するのは疲れる…」と思われ、話しかけてもらえる機会が減ってしまうのです。
相手がラクに楽しくリードできるよう、大岩の下に敷く台車をこしらえましょう。
それもまた、人に好かれる上ではとっても大切なことです。
今すぐチャレンジしてほしいコツは2つあります。
① 相手が話しはじめたらハッキリあいづちを打つ
あいづちは聞き手にできるもっとも簡単なリアクションです。
あなたが「へ〜!」とか「「なるほど!」などとしっかりリアクションを返すことで、相手は気持ちよく話し続けることができます。
コツはこちらで解説しています。
② 質問されたら「質問お返し」
先ほど質問を使って話題を振る方法を解説しましたが、当然ながら相手から質問で話題を振ってくることもあります。
「休日ってどんなことしてるの?」とか「最近、仕事の調子はどう?」とか。
そんなときは、まずはもちろん質問に対する自分の話をしてほしいのですが、大事なのが「自分の話が一段落したとき」。
すぐ次の話題に移るのでなく、相手に同じ質問を返してみましょう!
「〇〇さんこそ仕事どうなの?」と。
このスキルを「質問お返し」と呼びます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
なぜ質問お返しが重要なのか?
それは、「そもそも相手はその話題で話したいことがあったからこそ、振ってきたかもしれないから」です。
「訊かれたことは、訊き返すのが会話のマナーである」
それくらいの認識を持ちましょう。
まとめ
- 「リードする=たくさんしゃべる」ではない
- 話題を提供して相手が話す機会を与える
- 質問を使って会話の流れをコントロールする
- おしゃべりな人と会話するときはリードされ上手になる
- 相手が話し始めたらしっかりリアクションを送る
- 話題を振られたら「質問お返し」を使って話題を振り返す
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