元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
憶えておくコツはありますか?
「前に話したことの続きを聞くこと」は、友人・知人相手の鉄板ネタです。
前回「もっと会社の近くに引っ越したいんだよね」と話していた友人に「いい物件は見つかった?」とその後の状況を尋ねてみる
前に「お笑いを見るのが好き」と話していた知人に「そういえばお笑いが好きって言ってましたよね。最近注目している芸人とかいるんですか?」と尋ねてみる
このように、内容を覚えておけば簡単に話題を振ることができます。
しかも相手は
「ちゃんと覚えてくれてたんだ♪」
「その後も気にかけてくれてたんだ♪」
と嬉しく感じるので、あなたの好感度だって爆上がり間違いなし!
会話した内容は覚えておくのは、いい人間関係を築く大事なカギです。
ただ中には
と困ってしまう人もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は
- 会話した内容を覚えておくための方法
- 忘れてしまったときの対処法
をご紹介します。
話した内容を忘れないコツ① スマホにメモ
一番確実な方法は、当たり前ですが「記録すること」です。
忘れてしまいそうなら書き残しておきましょう!
オススメは、スマホを使うことです。
スマホは常に持ち歩いていると思うので、メモ帳アプリなどに相手の情報を書いておけば
- 待ち合わせの前
- トイレに行った隙
などにサッと確認することができて便利です。
きっと誰だって好きな異性の情報だったら、次に会ったときの会話の糸口にするために些細なことでもスマホにメモっておくはず。
それを他の人に対しても実践していけばいいんですね。
出会った人全員の情報をメモっておくのは難しくても、
- 仕事で付き合いのある大切なお客様
- 親しくなりたい職場の同僚
- 友達関係になりたい人
- 片思い中の人
- 恋人
このあたりの
「どうしてもこの人とは仲良くなりたい!」
「今後もずっといい関係を続けていきたい!」
そんな相手と会話した内容だけでもしっかりとメモしておきましょう!
話した内容を忘れないコツ② エピソードを引き出す
会話の進め方をちょっと工夫することでも、話した内容を忘れにくくすることができます。
コツは、「エピソードを引き出すこと」です。
人はただ情報だけを聞くよりも、それにまつわるエピソードもセットで聞いたほうが記憶に残りやすくなります。
一番わかりやすい例が「童話」です。
童話の多くには、教訓があります。
例えば、
「オオカミ少年」には 「嘘ばかり言っていると、いずれ本当のことでも誰み信じてくれなくなる」という教訓があります。
「ウサギとカメ」は 「才能に溺れて努力を怠ると足元をすくわれる」や「まじめにコツコツ努力すればいずれ良い結果が訪れる」といった教訓を教えてくれます。
こうした教訓も、ただ「嘘をついてはいけないよ」とだけ伝えても子供は納得しないしすぐに忘れてしまいます。
嘘をついて痛い目にあった少年の話をセットで聞くからこそ「僕は同じ目に合わないように気をつけよう」と思うし、記憶にも残るのです。
ほとんど人にとって「オオカミ少年」や「ウサギとカメ」の話をちゃんと聞いたのは
何年も前のことだと思いますが、今でもストーリーの概要は覚えていますよね?
これこそがエピソードの力です。
相手の話を聞くときには、ただ
- 住まい→横浜
- 仕事→SE
- 趣味→読書
のような情報だけを知ろうとするのではなく、それに関するエピソードを引き出すことを目標に会話していきましょう。
エピソードを引き出すコツは「過去」「現在」「未来」の3つの視点から会話を広げていくことです!
【例】「仕事はSEです」という人への質問
- 過去 → この仕事を始めたきっかけは?、ずっとSEの仕事?
- 現在 → SEの仕事って忙しい?、どんなところが大変?、どんな時にやりがいを感じる?
- 未来 → 今後の目標は?
エピソードを引き出すと忘れにくくなる。
これは逆に言えば、「あなたが話すときはエピソードを添えれば相手の記憶に残りやすくなる」ということです。
「印象が薄いのか、なかなか顔を覚えてもらえない…」
「婚活パーティーや集団面接で、いつも『その他大勢』に埋もれてしまう…」
そんな悩みがある方は、なるべくエピソードを話すことを心がけましょう!
忘れたときは聞いていい
それでも忘れてしまった場合は、相手に直接訊いてしまいましょう!
話した内容は覚えておいたほうが好かれやすいのは事実ですが、人間である以上、忘れることは避けられないので完璧を目指す必要はありません。
忘れてしまったときは、相手に素直に尋ねてもいいのです。
「この前はどんな話をしましたっけ?」って。
相手が覚えていれば、「あ~、そうでしたね! で、その後どうですか?」とセオリー通りに「前回の続き」を訊いていけばOKです。
会話は協力プレイです。
話題が見つからないときは、 自分一人で何とかしようとする必要はありません。
遠慮なく相手の力を借りていいんですよ。
まとめ
- すぐにスマホにメモする
- エピソードを引き出す
- それでも忘れた時は聞けばいい
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