元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
どうすれば会話を楽しめるようになりますか?
「どうして周りの人たちはあんなに楽しそうに会話できるんだろう?」
「僕の会話とは一体なにが違うんだろう?」
そう疑問に感じているコミュ障さんは多いのではないでしょうか。
僕自身、今でこそコミュニケーション講師という仕事をしていますが以前は「超」がつくほどのコミュ障。
そのころは「人と一緒にいても『なにを話せばいいんだ!』と焦るばかりでぜんぜん楽しくないし、一人が一番!」と思っていました(^^;
今も内向的な性格は変わっていないので、一人の時間は変わらず大好きです。
だけど他人と会話している時間もまた、楽しめるようになりました。
できればあなたにも、そうなってほしいと思います。
というわけで今回は、「会話を楽しめるようになる2つのコツ」をお話ししていきます。
会話を楽しみたいなら、まず苦手意識をなくそう
ゲームでもスポーツでも何でもそうだと思いますが、「苦手だけど好き」「負けてばっかりだけど楽しい」という人は圧倒的少数派です。
プロ級の腕前になる必要はありませんが、人並み程度にできるようになってはじめて、そのゲームやスポーツの「楽しさ」が理解できるようになるものではないでしょうか。
会話も同じです。
すぐに途切れて沈黙ばかりが続いている状態は、ラリーが続かない卓球のようなもの。
そうそう楽しいと思えません。
だからまずは、人並みに会話できるようになること。
苦手な相手や話題は仕方ないとして、話しやすい相手や、好きな話題・興味のある話題でちゃんと会話が続くようになること。
そこが最初のゴールです。
そのためにも、まずは聞き方を磨くのがおすすめです。
- 相手に質問する
- 質問して相手が話し出したら、しっかりリアクションを送る
この2点を心がけるだけでも、今より圧倒的に会話は続きやすくなりますよ。
会話を楽しみたいなら、情報のやり取りから抜け出そう
そこそこ会話が続くようになったら、表面的な会話の割合を減らしていくことが大切です。
表面的な会話とは、主に「情報のやり取り」のことを指します。
「このお店は新宿にもありますよね」
「来週からぐっと寒くなるみたいですね」
「この作品は20年前に作られたものなんですよ」
このようにニュースやWikipediaに書いてあるような情報ばかり話していたら、いくら会話が続いたところで一向に「楽しい!」とは感じられません。
会話が盛り上がるのは、プライベートなことや本音といった「人間性を出したとき」です。
では、どうすればそんな会話ができるのか?
アプローチとしては2パターンです。
「自分の人間性を出す」か「相手の人間性を引き出す」か。
自分の人間性を出す
自分のプライベートな部分を出すことを心理学では「自己開示」と言います。
会話が苦手な人は、圧倒的に自己開示の量が足りていません。
「私の話なんて興味ないよね…」
「こんなこと話したら変なやつだと思われちゃうかも…」
そんな気持ちからなかなか自分をオープンにできない気持ちはよくわかります。
けれど、それでは周りの人たちはあなたがどんな人間なのかが一向につかめません。
親しみを持とうにも、持ちようがなくなってしまいます。
- 親しい関係を築きたい
- 会話を楽しみたい
そう思うのなら、ちょっとだけ勇気を出して自分をオープンにしてみましょう。
そんなに深〜い自己開示をする必要はありません。
「GWなのに出かける予定が一切なくて悲しいです」
「最近、オクラにハマってて毎日のように食べてるんですよ」
「あまり洋服を持っていないので、今ごろの時期は着るものに困ります」
最初はこれくらい軽い内容でOKです。
とにかく個人的な話をすることに慣れていきましょう!
あなたから自己開示すれば、それにつられて相手も「私はね…」と自己開示してくれるようになります。
(これを「自己開示の返報性」と呼びます)
そうやってお互いが自分を出せるようになれば、今まで以上に会話を楽しめるようになりますよ。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
相手の人間性を引き出す
相手から人間性がにじみ出る話を引き出すにはどうすればいいか?
一つは前の項で紹介したように、自己開示の返報性を活用することです。
それ以外に大切になってくるのが「共感」&「質問」です。
共感とは、相手に理解を示すことです。
例えば「最近、仕事が忙しいんですよ〜」と相手がポロッと言ったら、すかさず「それはお疲れですね」と気持ちを察してあげましょう。
共感しながら話を聞けるようになれば、「この人なら私を理解してくれる!」と感じてもらえるので、より深〜い自己開示をしてもらえるようになりますよ。
共感のコツはこちらで解説しています。
質問は、相手を喋らせるスキルです。
うまく使えば興味深い話を引き出せるようになります。
コツは何度も言うように、「情報」よりも「人間性」です。
例えば「京都に旅行に行ってきた」という知人に対して
「どこ見てきたの?」
「何泊してきたの?」
「誰と行ってきたの?」
みたいな質問をしている人は多いと思いますが、よほどその話題に興味がないかぎり、こういった情報ばかり訪ねていても会話は楽しくなりません。
それよりも相手自身に焦点を当てて
「京都に行きたかった理由とかあったの?」
「旅行に行くとお土産はたくさん買っちゃうほう?」
「旅行は事前にしっかり計画立ててから行く?」
こんな質問を心がけていきましょう。
「その人ならでは」の話を引き出せるようになるので、仮に旅行には興味がなかったとしても、楽しく会話できるようになりますよ。
まとめ
- 会話への苦手意識をなくす(質問とリアクションを意識すると会話は続きやすくなる)
- 人間性を出しあって表面的な会話から抜け出す
- 人間性を出すには「自己開示・共感・質問」の3つがカギ
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