こんにちは!
元コミュ障の現役コミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
コミュ障すぎてすぐに会話が終わってしまいます。
まずどの辺りのスキルを鍛えていくのがいいでしょう?

コミュ障さんが手っ取り早く会話を続けられるようになりたいなら、質問ほど便利なコミュニケーションスキルはありません!
なぜなら質問とは、「相手をしゃべらせるスキル」だから。
質問がうまく使えるようになれば、たとえ話すのがちょっとくらい苦手なままでも、無理なく会話が続きやすくなります。
実際、僕は今も決しておしゃべりな性格ではないので、かなり質問に頼って会話しています。
そこで今回は、質問することのメリットを通して「コミュ障さんが質問力を磨くべき理由」をお伝えしていきます。
聴く気はあっても相手がしゃべってくれない!?

本やネットでコミュ障改善法を調べると、よくこんなことが書かれています。
「人は他人の話を聴くより、自分の話をしているときの方が楽しいもの。だから話すのが苦手なら聴き上手になりましょう!」
おそらくこういった教えに従い、日ごろから聴き上手を心がけているコミュ障さんは多いことでしょう。
…で、うまくいっていますか?
「どんな話でも聴く気はあるけど、そもそも話しかけられません…。」
「自分では真剣に聴いているつもりだけど、すぐに会話が終わってしまいます…。」
もしかしたら、こんな壁にぶち当たっているのではないでしょうか。
なぜなら、
「人は自分の話をしているときが楽しい」
ここには大事なことが抜けていて、コミュ障さんの多くはその大事なことができていないから!
本当はこうなのです。
「人は【話を聴いてほしいと思っている人(=私が好きな人)に】自分の話をしているときが楽しい」
もしくは
「人は【私の話を聴きたがってくれる人(=私に好意的な人)に】自分の話をしているときが楽しい」
まだ相手とあまり親しくない場合、ただ待つばかりでは相手がいろいろ話してくれることは基本的にありません。
仮にあるとすれば、
- 相手が超おしゃべり人間な場合
- 異性として気に入られた場合
- なにか下心がある場合
くらいのものだと思います。
あなたも自分の身に置き換えてみればよくわかるはず。
その辺を歩いてる見知らぬオジサンに自分の話を聴いてほしいとは思いませんよね?
いくら話すことが楽しい行為だとしても、「相手は誰でもいい」なんて人はそうそういないということです。
となれば、聴き上手になって会話を続けられるようになりたいあなたが取るべき行動は一つです。
それは「相手の話を聴きたがる人」になること!
どうすれば「あなたの話、もっと聴きたいです」というメッセージを伝えられるでしょう?
もっとも簡単かつダイレクトに伝える方法が、まさに「質問すること」なのです。
質問されることは嬉しい

質問することは相手を喜ばせることにもつながります。
自身に置き換えてみればよくわかると思いますが、せっかく話しているのに相手から何も訊かれないのって、やっぱりちょっと寂しいものですよね?
「僕の話なんか興味ないのかな~」って、話すモチベーションも下がってしまいます。
質問された=「あなたのこと私にもっと教えて!」と言われているのと同義です。
だから質問力は会話を続けるだけでなく、相手から好かれる上でもゼッタイに外せないコミュニケーションスキルなのです。
また、質問力は内向的な人やコミュ障気味の人と会話するときにも非常に重宝します。
おしゃべりな人はある程度親しくなれば勝手にベラベラ話しつづけたりもしますが、内向的な人は
- わざわざ自分から切り出してまで話したい話題がない
- 自分の話なんか誰も聴きたくないんじゃないか
みたいな考えを持っていて、待っていても一向に話してくれなかったりします。
あなたも何となく理解できるんじゃないでしょうか?
だからこそ、こちらから質問することが大切なのです!
質問することで相手は「何を話せばいいのか」が明確になり、ただ待っているより色々と話してくれるようになります。
質問することで相手は「この人にはもっと自分のことを話してもいいんだ」と実感し、プライベートなことも打ち明けてくれるようになります。
内向的な人と打ち解けたいときにも質問は効果バツグンです!
質問しなほうが失礼と心得る

そうは言ってもコミュ障さんの中には「こんなこと質問したら失礼かな~」とかアレコレ考えてしまって「普段なかなか質問できてないんです」って人もいるかと思います。
でもハッキリ言ってしまうと、質問しないほうがよっぽど失礼です!
だって、「私はあなたの話に興味ないです」と言っているようなものだから。
フツーの雑談において訊いてNGなことってほとんどありません。
もちろんデリカシーのない質問は慎むべきですが、それくらいちょっと考えればわかりますよね?
だからとりあえずの基準は
「自分がされたらイヤな質問じゃないか?」
ここさえクリアできたなら「GO」です!
もしそれで相手が答えにくそうにしていたら、そのときは「無理に答えなくて大丈夫ですよ~」とフォローすればまず問題ありません。
気になったことは気軽に訊いてみるようにしていきましょう。
というわけで、質問することのメリットをまとめると次のようになります。
- 相手が饒舌になる(=会話が続きやすくなる)
- 「あなたに興味があります」というメッセージになる(=好かれやすくなる)
- 内向的な人やコミュ障気味な人と打ち解けるキッカケになる
コミュ障さんこそ、万能コミュニケーションスキル「質問力」を鍛えましょう!
具体的な質問のコツについては別の記事で解説していきます。
さらに詳しいノウハウを学びたい方は、僕の主催する講座もご利用いただけると嬉しいです♪