聴き方

「共感」と「同感」は違う!? 共感上手になるコツ

共感上手になる方法

こんにちは!

元コミュ障の現役コミュニケーション講師 みやたさとし です。

このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!

 

【今回のお悩み】

聴き上手になるには共感が大事とよく言われますが、やり方がよくわかりません。

どうすれば共感上手になれるでしょうか?

コミュ障さん
コミュ障さん

 

「聴き上手になるには共感することが大事だ」

ちょっとでもコミュニケーションの勉強をしたことのある人は、こんな言葉を聞いたことがあると思います。

 

ではそもそも、「共感する」って具体的にどういうことでしょう?

…意外とあやふやだったりしませんか?

 

相手の話に対して「わかる~!」って言ってあげること?

いえいえ、それは実は「同感」なんです。

本当の共感とは、「理解を示すこと」!

 

今回は共感のコツと、共感力の鍛え方について解説していきます。

 

共感と同感はちょっと違う

共感と同感の違い

「共感」という言葉を辞書で調べると、次のように書かれています。

「他人の意見や感情などに、そのとおりだと感じること」

 

イメージとしては、次のような感じではないでしょうか?

⚫︎ これが共感?

月曜の午前中ってホントだるいよね~。

わかる~!めっちゃだるい。

実際、こういう認識の人は多いと思います。

 

でも実は、「わかる~!」という反応は、共感を超えた「同感」になります。

 

もちろん、素直に同感できたときはどんどんしてみてください。

「わかる~」を使って似た者同士をアピールしていけば、相手は「この人とは気があうな♪」と親しみを感じてくれます。

 

でも、何でもかんでも同感できるかと言えば、それはやっぱり無理がありますよね。

ときには「考え方が違すぎてウソでも『わかる〜』なんて言えない!」なんて場合もあると思います。

 

例えば

  • 価値観の違い
  • 自分の人生とは縁のなかった体験談

などがそうです。

 

⚫︎ 価値観の違い

靴なんて5千円以内で十分だよね。何万も出すなんて信じられない!

へ、へぇ〜。(僕の革靴、3万円するんだよな~)

⚫︎ 自分の人生とは縁のなかった体験談

うちのお父さん、私が小さいころに出ていっちゃって…。あの頃は貧乏でツラかったな。

そ、そうなんだ。(軽々しく「わかる」なんて言えない…)

このように、相手に「わかる!」と言ってあげられない場面は無限にあります。

人間なんて一人一人、人格も、考え方も、今までに歩んできた人生もバラバラなんだからそれは当たり前です。

だから、無理にそこまでしなくて良いのです。

「同感」はできないときでも、「共感」はできます。

なぜなら共感とは、「相手の気持ちや考えに理解を示すこと」だから!

 

共感=理解を示す行為

共感=理解を示す

共感とは、

「あなたはこう思ったんですね」

「あなたはこんな考えを持っているんですね」

「あなたはこんな人なんですね」

といったように、理解を示す行為です。

 

先ほどの例でやってみると、

⚫︎ 価値観の違い

靴なんて5千円以内で十分だよね。何万も出すなんて信じられない!

○○さんはあまりファッションにお金はかけない人なんですね。

⚫︎ 自分の人生とは縁のなかった体験談

うちのお父さん、私が小さいころに出ていっちゃって…。あの頃は貧乏でツラかったな。

そっかぁ。今までたくさん苦労してきたんですね…。

といった感じです。

 

共感は同感と違い、自分の考えと相違があるときでも問題なく使えるところが便利な点です。

 

たとえ同意できなくても共感を使って理解を示していけば、

「この人は私のことをわかってくれるんだな」

「私と真剣に向き合ってくれるんだな」

と、信頼を寄せてもらえるようになります。

今まで以上に心を開いてくれるようになります。

 

共感力を鍛えるには小説を読もう

小説を読んで共感力アップ

共感する一番のコツは、「相手の気持ちや考えを想像すること」です

ただ、中にはこれがとっても苦手な人がいます。

 

共感が苦手な場合、原因は主に2つです。

  1. 相手の気持ちが想像できない
  2. 感じとった気持ちを言葉で表現できない

 

①を改善するには、人の気持ちに触れる機会を増やすこと。

②を改善するには、ボキャブラリー(使える言葉数)を増やすことが大切です。

そして①と②の両方に有効なトレーニング法があります。

「読書」(とくに小説)です!

 

こんな興味深いデータがあります。

カナダのトロント大学の研究で、

  • 作家の名前をたくさん知っている人(=読書家)ほど人の気持ちを想像する共感能力が高い

という結果が出ました。

 

小説は映像どころか絵もありません。

基本は文字だけです。

その分、映画やマンガと比べると登場人物の内面がより緻密に描かれています。

だから小説を読むことで、他人の気持ちを考える力が養われていくんですね。

さらに、たくさんの文章に触れることでボキャブラリーや表現力も鍛えることができます。

コミュ障改善にこれほど適任な自主トレはそうありません!

 

もちろん、一冊二冊読んだくらいじゃ劇的な変化は起きないので、積み重ねがものを言います。

ちなみに僕は「コミュ障を克服しよう!」と決意した9年前から毎年100冊前後は本を読んでいますが、ボキャブラリー面であきらかに効果が出てきたのは1~2年経ってからだったように思います。

(ゆるやかな変化なので明確に「何ヶ月目」とははっきり言えませんが…)

 

根気は必要ですが、読書自体はよい作品と出会えればとても楽しい娯楽にもなります。

いつもスマホばかりいじってないで、これを機に読書生活はじめてみませんか?

読書でコミュニケーション力アップ
読書(小説)は最高のコミュニケーション力UPトレーニング読書(とくに小説)がコミュニケーション能力にもたらす効果はたくさんあります。共感力、語彙力、想像力、表現力…、会話に必要なあらゆる能力アップにつながります。読書初心者に向けて、元コミュ障のコミュニケーション講師が効果的な読書法をお伝えします!...

 

100%の共感は絶対にできないと心得よう

100%の共感は不可能

実際に共感しようと試みても、なかなかいい言葉が出てこなくて困ってしまう人も多いと思います。

でも、覚えておいてください。

毎回100%の共感することは、誰にでも不可能です!

 

どんなに相手の気持ちを想像したところで、本当の気持ちはわかりません。

そりゃそうですよね。

結局は「他人」ですから。

 

たとえ相手が家族でも、恋人でも、誰かを100%理解することはできない。

そこはしっかりと自覚したうえで、「今より深い関係になりたい」と思う相手に対しては

「100%は無理だとしても、1%でも多く理解したい!」

そんな気持ちを持って、話を聴いてあげましょう。

 

その態度こそが、相手の心を満たしていくのです!

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