元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】

あなたはどうして「コミュ障を克服したい」と思っているのでしょう?
友達がほしい、恋人がほしい、
人間関係に振り回されず、のびのび仕事がしたい…。
理由はいろいろあると思いますが、きっと行きつく先はただ一つのはず。
それは、人から好かれたいから!
特定の誰かに好かれたいという人もいれば、満遍なく好かれて生きやすい環境を手に入れたいという人もいるかと思いますが、少なくとも「誰からも好かれなくて結構!」なんて思っている人はこのブログに辿りついていないはずです。
さて、あなたは誰かから好かれたいと思っています。
そのためにコミュ障を克服して楽しく会話できるようになることも、もちろんとーっても大切です!
ぜひがんばって会話力を身につけましょう。
でも世の中には、コミュ障だけど周りから好かれてる人もいます。
その一方で、高いコミュ力を持っているにもかかわらず嫌われてしまう人もいます。
その違いは、いったいどこにあるのでしょう?
ポイントを解説していきます!


好かれる人は尊重する気持ちを行動で示す

考えてみてください。
- 約束を守らない人
- 約束を守る人
どっちの人と一緒にいたいと思いますか?
- 挨拶しない人
- 挨拶する人
どっちの人と一緒にいたいと思いますか?
- 不潔な人
- 清潔感のある人
どっちの人と一緒にいたいと思いますか?
- 自分勝手な人
- 気配りができる人
どっちの人と一緒にいたいと思いますか?
- 見て見ぬふりをする人
- 「手伝いましょうか?」と声をかけてくれる人
どっちの人と一緒にいたいと思いますか?
…答えは明らかですよね?
誰かに好かれるには、コミュニケーション力の高さだけが全てではありません。
同じくらい大切なのが
「周りの人たちを尊重し、尚且つその気持ちを行動で伝えていること」
です。

自分は周りの人たちのために何ができるのか?
答えはいくらでもあります。
考えて実践してみましょう!
コミュ障だからといって何もせずぼーっとしていたら、誰も好いてくれませんからね。

好かれる人に変わる3つのアクション

好かれるための方法は色々とありますが、今日から実践してほしい3つのアクションを紹介します。
全力で約束を守る
内向的な僕たちは、基本的に周りから「マジメな人」と思われています。
そんなイメージを持たれることに嫌気がさしている人もいるかもしれませんが、ここはイメージ通りに「マジメで信用できる人」になることが好感をゲットする手っ取り早い方法です。
とくに重要なのが、約束を守ること!
といっても仕事の納期を守るとか、待ち合わせの時間を守るとか、そんなのは社会人として守って当たり前の約束です。
それくらいじゃ「その他大勢」から抜け出すことはできません。
一番差がつくのが、普通ならスルーしてしまうような些細な約束を大切にすること。
「小さな口約束でもちゃんと守る」とか「社交辞令を社交辞令のままで済まさない」とか、多くの人が疎かにしてしまうことほど相手に感動を与えることができます。

僕は読書好きなので、よくオススメの本を質問されます。
教えてあげると「じゃあ今度読んでみます!」とか皆言ってはくれますが、その中で実際に読んでくれる人なんてせいぜい10人中1人か2人。
もちろん僕も、ほとんどの人は「会話の流れで何となく聞いてみただけ」とわかっているのでそれで相手を嫌いになったりはしませんが、心のどこかで「やっぱりな…」と少しガッカリしている自分がいます。
みなさんも似たような経験、ありませんか?
でもだからこそ!
本当に買って読んでくれて、後日「読みましたよ!めっちゃ面白かったです!」なんて報告に来てくれる人がいたら?
「ホントに読んでくれたんだー(≧▽≦)」って、そりゃあ感激しますよね!?
その人のことが一瞬で大好きになっちゃいます!
社交辞令は9割の人がスルーするもの。
だからこそ、実行すれば特別になれます。
とにかく約束という約束は律儀に守って、「マジメすぎるところが逆に面白い」くらい突き抜けられたらキャラも立って最強ですよ!

親切され上手になる
好かれる人間になるには「周りに親切することがいい」ということは誰しも察しがつくと思います。
逆に見落とされがちなのが「親切されたときの態度」です。
人付き合いが苦手な人は、人からの親切をかたくなに遠慮してしまうことが多いです。
「他人に迷惑をかけてはいけない!」という思い込みが強いのか、つい他人の手助けを「大丈夫です」と断ってしまいがち。
もちろん他人に甘えまくるのは論外ですが、相手のほうから「手伝おうか?」と言ってきてくれた場合は別!
その厚意に甘えてみることも大切です。
信頼関係は、持ちつ持たれつで深まっていくもの。
いつもいつも断ってばかりだと二人のあいだに壁ができてしまいます。
すると話しかけづらい雰囲気ができあがり、軽い雑談さえなかなかできない関係になってしまうかもしれません…。

誰しも経験があると思いますが、他人に親切してお礼を言われるのって気持ちがいいですよね!
つまり、相手の親切を断るってことは、相手がいい気分になることを邪魔していることにもなるのです!!
そう考えれば、ちょっとは人に頼ることへの抵抗がなくなりませんか?

もちろん、親切されたらとびきりの笑顔でお礼を言うことも忘れずに。
相手を頼って承認欲求を満たす
人からの親切を素直に受け取れるようになったら、今度は自分から助けを求めることにチャレンジしてみましょう。
これまた人付き合いが苦手な人にとってはハードルが高いかもしれませんが…
人って実は、相談されたり頼られたりするのってすごく嬉しいものなんですよ!
(もちろん限度はありますけどね)
人は誰しも「承認欲求」を持っています。
承認欲求というのは、「自分のことを認めてもらいたい!」「人から尊敬されたい!」といった気持ちで、人はこの欲求を満たしてくれる人に好感を持ちます。
「助けを求めること」は、まさに相手の承認欲求を満たす方法の一つなのです。

それが相手の得意分野ならなお良しです!
お願いの内容はすごく軽いことでいいんです。
例えば、
- 映画に詳しい人に「ストレス発散したいんだけど、思いっきり笑える映画ってある?」と訊いてみる
- センスがいい人に「友達の誕生日プレゼントって何がいいかな?」と相談してみる
そんな雑談の延長みたいな内容で全然OKです。
そしてここからがポイント。
後日、お礼をかねて結果を報告しにいきましょう。
これがめちゃめちゃ大事です!!
訊くだけ訊いてそれっきりの人って意外と多いですからね。
「ただ会話の間を持たせるために訊いたんじゃなくて、ホントにあなたのことを頼っていたんですよ」と態度で示してみましょう。
それだけで相手は「教えてあげてよかった!」と喜んでくれます。
「あなたからの頼み事ならまた力になってあげたいな♪」と感じてくれます。

人間関係はいつだって「与えるものは、与えられる」!
まず自分から好意を示すからこそ、周りもそれに答えてくれるようになります。
まとめ
- 小さな約束事を全力で守る
- 親切され上手になる
- 相談事をして、後日お礼を兼ねて報告する