元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
どうやって見つければいいでしょう?

出会ってすぐの頃は話題も色々出てきます。
- 出身は?
- 前職は?
- 兄弟いる?
- お酒は好き?
- 休日はどんなことしてる?…etc.
きっとあなたもこんな質問をして、お互いのプロフィールを共有しあっているのではないでしょうか。
だから「初対面のころは意外となんとかなるんです」というコミュ障さんは案外多いもの。
ただ問題は、これらプロフィール系の話題をひと通り出しつくしたあとですよね。
「もう話題にすることがない…!」と困ってしまう人は多いと思います。

そこで今回は、そんなちょっとマンネリ化した相手と楽しく会話するコツを2つ紹介します。


近況の話題を話す/引き出す

「もう話題にすることがない」ならば、やっぱり「新しい話題を取り入れていく」がもっとも一般的な対策となります。
新しい話題とは、「お互いの近況」です。
ここ最近の
- 嬉しかったこと
- ムカついたこと
- 悲しかったこと
- 楽しかったこと
- 行った場所
- 会った人
- 買ったもの
- 食べたもの
- ハマっているもの
- 気になったニュース
これらのトピックは日々更新されていくので、関係がマンネリ気味な相手とも新鮮な会話ができます。

そのためにも
- 自分の近況ネタを集める
- 相手の近況を引き出す
この2つを実践していきましょう。
自分の近況ネタがパッと出てこない人は、日記を書いて自分の身に起きたことを記録するのがオススメです。
記録することが習慣になると「今日は何を書こうかな」と頭の片隅で考えながら生活を送れるようになるので、ネタ探しのアンテナがぐ〜んと高くなります。

日記を書く効果については、こちらの記事で詳しく解説しています。

相手の近況を引き出したいときには、以下のような質問がオススメです。
- (○○が趣味の人に)最近も○○してるの?
- 最近、家にいるときってどんなことしてる?
- 最近、ハマってることとかある?
- この前の連休はどこか出かけた?
- 仕事の調子はどう?
また、あなた自身が「嬉しかったこと」や「ショックだったこと」などの近況を話してみれば、それにつられて相手も「そういえば私もこの前さ〜」と近況を話してくれやすくなりますよ。
これを「自己開示の返報性」といいます。
自己開示の返報性については、こちらで詳しく解説しています。


一般的に人が「話したい!」と感じる話題は「感情が大きく動いた最近の出来事」です。
例えば、
友達と久々に遊ぶ約束して楽しみにしてたのにドタキャンされた
→ 超ショック!
→ 誰かに聞いてほしい!
ひと月前から糖質制限ダイエットを始めて、昨日体重計に乗ったら4キロ痩せてた
→ めっちゃ嬉しい!
→ 誰かに褒めてもらいたい!
といった感じです。
感情は時間が経つにつれてだんだん収まっていくものですから、近況を話題にできると会話は自然と盛り上がりやすくなりますよ。

プロフィールをさらに深掘りする

- 出身は?
- 前職は?
- 兄弟いる?
- お酒は好き?
- 休日はどんなことしてる?…etc.
これらのすでに使ってしまったプロフィールの話題も、すべてを語り尽くしたわけではないはずです。
再びこれらの話題になったときには、質問を使ってさらに深掘りしてみましょう。
例えばこんな具合です。
- 今はSEだけど「前職は事務職だった」と言っていた人に「まったく違う職種に転職しようと思ったキッカケとかあったんですか?」
- 「出身は新潟」と言っていた人に「一度旅行で行ってみたいんですけど、おすすめの観光スポットってありますか?」
- 「よくキャンプに行く」と言っていた人に「キャンプの醍醐味ってどんなところですか?」
思いもよらない話が引き出せて、今まで以上に仲が深まるかもしれませんよ。

会話が苦手な人は質問がうまく使えるようになると、ダンゼン会話が続きやすくなります。
質問力は鍛えなきゃ損ですよ!

質問のコツについては、こちらの記事で紹介しています。

まとめ
- 自分の近況を話す
- 相手の近況を聞く
- すでに話した話題を深掘りする