元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
「コミュ障を治したい!」
「もっと人とうまく会話できるようになりたい!」
そう思っているコミュ障さんは大勢いるものの、実際に改善できた人ってすご〜く少ないのが現実だと思います。
ほとんどの人は挫折してしまい、コミュ障は治らないまま…。
その根本的な原因はどこにあるのでしょう?
元コミュ障で、現在は東京都内で話し方教室を運営する僕が
コミュ障が治らない3つの原因を丁寧に解説していきます!
すこ〜し耳の痛い話もあるかもですが、「本気でコミュ障治したい!」と思っている人はじっくり読んでいただけると嬉しいです!
コミュ障が治らない原因① あきらめが早すぎる
コミュ障を改善するのに必要な期間って、だいたいどのくらいだと思いますか?
もちろん今のコミュ障レベルによってかなり違いはでるので100%の正解はありませんが、ちょっと考えてみてください。
一ヶ月?
半年?
それとも五年くらい?
あくまで僕自身の考えとしては
半年〜二年 です。
コミュ障とは、一日二日死ぬほど頑張ったからといってすぐに治るものではなく、
小さな行動の積み重ねによってゆるやかに改善していくものです。
とりあえず一年は行動するつもりで取り組みましょう。
ちなみに僕は「ようやく人並みくらいになれたかな」と実感するまで、だいたい一年半かかりました。
当時の僕はどれくらいコミュ障だったのか、参考までにいくつかエピソードを紹介します。
学校の入学式やクラス替えで自分から友達を作りにいったことは一度もなく、いつも声をかけてもらうのを待つばかり。
一年間孤立することもあったし、運よくどこかのグループに入れても、基本的に学校内だけの付き合い止まりでした。
休日も遊ぶほどの仲になれた友達は、中学〜大学まで合わせても余裕で両手内に収まります。
人生初デートは大学二年の頃。
でも自分から一度も話題を振れず、気を使って相手が質問してくれても一言ボソッと答えるのがやっとという状況…。
結局、一時間も経たないうちに「用事があるので失礼します〜」と帰られてしまいました…。
一応弁解しておくと、これでも前日から話したいことをピックアップしたり、会話を脳内シミュレーションしたり、僕なりに準備はしてたんですけどね(~_~;)
緊張で何一つできませんでした。
年上と会話するときも、緊張で何も言えなくなってしまうタイプでした。
学校で先生にわからない部分を質問したこともないし、大学で研究室に入った時は一度も教授に相談せず卒業制作を終えました。
就活もことごとく一次面接で落とされ続け、初めて内定が出たのは卒業の一ヶ月前。
そんな苦労して入った会社もまったく馴染むことができず、8ヶ月目で逃げるように退社。
社会人としてやっていく自信をなくし、ニートになってしまいました…。
これが超コミュ障時代の僕です。
そうとう深刻なコミュ障だったことがわかると思います。
でも!
そんな生きづらさの塊のようだった僕でも、一年半で「人並み」と思えるレベルの会話力を身につけることに成功。
三年で人前でコミュニケーション講座をできるまでに変わることができました。
あなただって、変われないわけがありません!
だから一ヶ月二ヶ月努力して成果が出なかったくらいで、あきらめないでほしいのです。
一年スパンで取り組むとなると、どうしても気持ちがダレてしまうときは出てきます。
そんな時でもモチベーションを保ち続けるヒケツは、
「なぜ自分はコミュ障を治したいのか?」
という動機をはっきりさせることです。
こちらの記事で詳しく解説しています。
コミュ障が治らない原因② 練習量が少なすぎる
行動を続けているものの、なかなか成長できない人がいます。
そんな人は間違いなく練習量が不足しています。
色んな講座を受けたり、コミュニケーションの本を何冊も買って読んだり、意欲的にノウハウを学んでいる人でも練習はあまりやっていなかったりします。
そんな人は残念ながら、ずーっとコミュ障のままです…。
まぁ、ついつい学びより練習をおろそかにしてしまう気持ちは、僕もよ〜くわかりますけどね。
練習してもはじめはうまく会話できないことのほうが多いのは当たり前。
できない自分を直視するのは誰だってイヤなものです。
それに比べてノウハウを学ぶのって、ラクだし気持ちいいんですよね。
新しいノウハウをインプットしているときって、何だか新しい自分に変わっているような高揚感を味わえます。
「僕は今、努力しているんだ!」という満足感も得られます。
でも!
ノウハウを学んでいる時間は、極端に言ってしまえば「ただ座っているだけ」。
そこに能力的な成長は一ミリもありません。
学んだことを練習したときにこそ、人は成長します。
そこに気づけない残念な人は
「このノウハウじゃ自分は変われなかった…。もっとすごい方法がどこかにあるはずだ!」
と次々に別の本、別の講座を求めてしまったりします。
そんな人の行きつく先は、残念ながらただのノウハウコレクターです。
あなたがなりたいのは、
ノウハウコレクターですか?
それとも楽しく会話できる人ですか?
答えは聞くまでもありませんね。
突然ですが、ここで一つ問題です。
ジャジャン!
本や講座で学んだノウハウを実際に実行する人は、全体の何パーセントくらいでしょう?
正解は・・・
約20% と言われています。
残りの80%は知識を受け取っただけで満足してしまい、行動しないそうです…。
もっと言ってしまうと、学んだことを「一度でも」やる人が20%です。
では、「何度も」やり続ける人の割合はどれくらいだと思いますか?
なんと、約4% しかいないそうです…!
本も講座も、ただのキッカケにすぎません。
どんなに優れたノウハウを学んでも、練習して使えるようにならなければ意味がないのです。
学んだことをコツコツやりつづけさえすれば、それだけであなたは上位4%の仲間入りですよ♪
そんなコミュ障さんは多いもの。
練習相手の探し方については、こちらの記事で解説しています。
コミュ障が治らない原因③ 小手先のテクニックに頼りすぎる
練習不足な人が陥りがちなのが「小手先のテクニックに走る」です。
本屋さんでコミュニケーションや心理学コーナーに行くと「面白いほど人に好かれる心理テクニック」的な、魅力的なタイトルの本が並んでいたりします。
こういう類の本についつい惹かれてしまう気持ちはよ〜くわかります。
なんだか
「この本にあるテクニックさえあれば、努力を重ねなくても楽に自分の悩みを解決してくれるんじゃないか!」
という幻想を抱いてしまうんですよね…。
でも、もちろんそんな魔法は存在しません!
心理テクニックはあくまで「サポートスキル」に過ぎないからです。
例えば、心理学の本を読むとよく出てくるテクニックに「ミラーリング」というものがあります。
- 相手が足を組めば、自分もさりげなく足を組む
- 相手がコーヒーを飲んだら、自分もそれとなくコーヒーを飲む
といったように、「鏡で映したように相手の動作をまねる」という心理テクニックです。
人は自分に似た人に好感を持つものなので、さりげなく動作を合わせることで「この人とはなんだか気が合いそう」と認識してもらえる、というわけです。
なんだかもっともらしく聞こえる説明ですが、こういった心理テクニックをマスターしても、それ”だけ”で好かれることは100%ありません。
ちょっと考えればわかりますよね。
会話がまったく盛り上がっていないときに「ミラーリング」を使ったとして、それで相手が親しみを持ってくれるでしょうか?
普通に考えてあり得ませんよね。
だって会話は盛り上がっていないんですから(^^;
他の心理テクニックに関しても同様です。
目線の外し方がどうとか、
相手の右側と左側どっちに座るのがいいとか、
「YES」をもらえる質問を連続で使うとか。
もちろん全く効果がないとは言いません。
使えないよりは使えたほうがいいのでしょう。
でも、テクニックは決して会話を続ける原動力になるものではないのです。
「コミュ障 治し方」でググったページの大半に書かれていることも同様です。
挨拶をするとか、相手の目を見るとか、会話を恐れないとか…
もちろん大事なことではありますが、それ”だけ”でコミュ障が治ることは絶対にありません。
会話の基盤は「話す力」と「聴く力」。
テクニックはあくまで補助的に使うもの。
それだけで何とかしようとしないでくださいね。
「何から学べばいいかわからない!」という方は、ぜひ僕が出版した電子書籍をご活用ください^^
苦手克服は最初ほどツラくて当たり前
今までできていなかったことを改善していくのは、はじめほどツラいです。
はじめほど結果も出にくいです。
だから多くの人はすぐにあきらめてしまいます。
でもそれって、すっごくもったいないと僕は思います。
だって最初のつらさが永遠に続くなんて、100%ありえませんから!
せいぜい数週間〜数ヶ月の辛抱です。
続けていけばスキルが上達するので、それに比例してツラさは和らいでいきます。
会話が盛り上がる機会も増え、人と会話することが楽しくなっていきます。
会話力を磨くことすら楽しめるようになっていきます。
ここまで来ればもう、
コミュ障は克服したも同然です!
だからどうか、一番つらいときに投げ出さないでくださいね。
まとめ
- あきらめが早すぎる→ せめて一年続けてみよう!
- 練習量が少なすぎる→ 会話力は練習した時のみ成長する!
- 小手先のテクニックに頼りすぎる→ テクニックはあくまで補助!
『嫌われる勇気』という本で有名な心理学者アルフレッド・アドラーは、こんな言葉を残しています。
「人の悩みの9割は人間関係である」
そして人間関係で最も大きなウェイトを占めるのが「会話」です。
だからコミュ障を改善すれば、大げさでなく人生が変わります。
僕自身、10年ほど前までは会話を二往復続けることすらまともにできず、人生をリセットしたいと毎日のように考えていました。
でも、会話力を身につけたら人生は大きく好転しました。
身につけたと言っても「人並み程度」です。
それでも
なんでも話せる友達ができたり、
気の合う異性とお付き合いできるようになったり、
職場の人と談笑しながらのびのび働けるようになったり…、
こんなあきらめかけていた、平凡でささやかな「つながり」や「幸せ」が手に入るようになりました。
あなたはどうでしょうか。
コミュ障を改善したら、あなたの人生にどんな良いことが起こるでしょう?
もしも今のまま年をとったら、10年後、20年後のあなたの人生はどうなってしまうでしょう?
「このまま死ぬまでコミュ障なんてイヤだ!」
そう心が叫んでいるのなら、一歩踏み出してみませんか?
本気でコミュ障改善に取り組むなら、会話・雑談に特化した話し方教室を継続利用するのがもっとも効果的です!
この記事で解説した3つの原因を一挙に解消できますよ♪
話し方教室を利用するメリットは、コチラの記事で詳しく解説しています。
ちなみに、僕も話し方教室を運営しています。
- 東京近郊で会話下手を治す教室を探している
- 内向的なコミュ障でも再現可能なノウハウを厳選して教えてほしい
- 同じ目標を持つ仲間と一緒にたくさん練習したい
この3つに当てはまる方は、利用を検討してみてくださいね♪
当ブログの管理人・みやたさとしは、コミュ障によりそう話し方教室を運営しています。
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