こんにちは!
元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】

答えはズバリ、練習不足です!
コミュ障を克服したいと思いつつ、多くの人は練習量が絶対的に足りていません。
苦手なことからついつい逃げたくなってしまう気持ちはよ〜くわかりますが、練習から逃げていたらいつまでもコミュ障な自分を変えることはできません。
そこで今回の記事では、
- 練習を継続することの重要性
- 挫折しない心構え
- 効果的な練習方法
について詳しく解説していきます。
「何がなんでもコミュ障から抜け出したい!」
そう思っているあなたは、しっかりと読み込んでコミュ障克服の心構えを身につけていきましょう。
コミュ力は練習なくして成長はない

せっかく本や講座でコミュニケーションのノウハウを学んでも、自分で使えなければ意味がありません。
そのためにやるべきことは?
そう、実践練習です!
「コミュ障克服には練習が必須」
これは誰しもがご存知のことかと思います。
ところが、コミュ障を治したいと言いつつも練習量が圧倒的に足りていない人がほとんどです。
色んな講座を受けたり、コミュニケーションの本を買いあさったり、意欲的にノウハウを学んでいる人でも練習はあまりやっていなかったりします。
そんな人は残念ながらずーっとコミュ障のままです…。
まぁ、ついつい学びより練習をおろそかにしてしまう気持ちは僕もよ~くわかりますけどね(^_^;)
練習してもはじめはうまく会話できないことのほうが多いし、自分の下手さに凹んだりしますから。
やっぱりシンドいのは誰だってイヤです。
それに比べてノウハウを学ぶのって気持ちいいんですよね。
新しいノウハウをインプットしているときって、何だか新しい自分に変わっているような気になれるからです。
しかもその間、自分は文字を読んだり人の話しを聞いているだけなのですっごい楽だし苦しくないし。
「自分は今、成長するために努力しているんだ!」という満足感も得られます。
でも!
ノウハウを学んでいる時間って、極端に言ってしまえば僕たちは「ただ座っているだけ」なんですよね。
そこに能力的な成長は一ミリもありません。
学んだことを実践(練習)したときにこそ、人は成長します。
そこに気づけない残念な人は
「このノウハウじゃ自分は変われなかった。もっとすごい方法がどこかにあるはずだ!」
と次々に別の教材、別の講座を求めてしまったりします。
そんな人の行きつく先は、残念ながらただのコミュニケーション博士です。
あなたがなりたいのはコミュニケーション博士ですか?
それとも楽しく会話できる人ですか?
答えは聞くまでもありませんね。
スキルは1つずつ身につけるのが近道

続いては、効率的な練習方法をお伝えします。
自己開示、質問、あいづち、共感、アイコンタクト…、
コミュニケーションの本を読んだり講座を受けたりすれば、一度にたくさんのスキルを学ぶと思います。
それらのスキルを使いこなすには、スキルを意識しながら何度も何度も練習することです。
ほぼ無意識でも使えるくらい身体に染み込ませることで、スキルはあなた自身のものとなります。
だからと言って、学んだことすべてを一気に実践しようとすれば
「あー、あれもやらなきゃ!これも意識しなきゃ〜(゚o゚;;」
と混乱し、上手くいきません。
下手すると
「こんなダメダメな自分がコミュ障を克服しようなんて無謀な挑戦だったんだ…」
と自信を失い挫折してしまいます。
新しいことをいきなり3つも4つも同時進行でやろうと思ったら、誰だって混乱します。
人が意識できる量には限度があるからです。
だから練習するときには「1つずつ着実に身につける」!
これが鉄則です。
新しいスキルを身につけようと思ったら、はじめのうちはそこに多くの意識を費やす必要があります。
例えば、意識の容量が全体で「10」だとすると、新しく学んだスキルを実行するには「7」の意識を費やさなくてはいけなかったりします。
すると残りの容量は「3」しかありませんから、他のことまで意識して会話しようとするとキャパオーバーで混乱してしまうのです…。
新しいスキルを身につけようと思ったら、こういうことは度々起こります。
でも安心してください。
同じ状況がずっと続くわけではありませんから!
同じスキルを何度も使っていけば、だんだんと強く意識しなくても自然にできるようになっていきます。
はじめは「10」ある容量のうち「7」費やさないとできなかったことが、「1」や「2」でできるようになっていくのです。
あいづちのような簡単なスキルなら、ほぼ無意識で使いこなすことも可能になっていきます。
その時こそが、あなたの会話力がレベルアップした瞬間です!
(チャラチャラッチャ チャッチャ〜ン♪)
料理と同じようなものだと考えてみてください。
料理初心者ほど、はじめて作る料理はレシピとにらめっこしながら作りますよね?
具材を入れるタイミングとか、調味料の量とか、火加減とか、ミスしないようずっと意識を料理に全集中して作りますよね?
でもその料理だって、作るのが20回目となればレシピを見なくても作れるようになります。
「お風呂は何時ごろ入れようかな~」みたいに関係ないことを考えながらでも自然と手が動くようになります。
自分好みに味付けをアレンジすることもできるようになります。
コミュニケーションスキルもそれと同じですよ。
最大の壁「練習相手がいない」の解消法


いっちょ頑張ってみよう!
そんな前向きになったあなたの前には、大きな問題が立ちふさがります。
「練習相手がいない」という問題です。
社会人の場合、一番いる時間が長い場所はやはり「職場」だと思います。
なので職場の人たちと雑談する機会が作れそうなら、それが一番手っ取り早い方法です。
とはいえコミュ障さんの中には
「職場ではもう『しゃべらないキャラ』が定着しちゃって孤立気味だし…、今さら自分から話しかけるなんて不自然すぎてできない!」
なんて方、多いですよね?
「職場では孤立気味。頻繁に会う友達もいない。だから会話の練習を積む場がない…!」
そんな場合は、休日や就業前後の時間を利用して、人と出会える環境に自分から飛び込んでいくしかありません!
- 趣味のサークルやオフ会
- ボランティア活動
- 資格学校や習い事
- オタク向け婚活パーティー
- 話し方教室やコミュニケーション講座
この辺りで興味のあるものをSNSやネット検索で探して参加してみましょう!
練習場所の探し方については、こちらの記事でより詳しく解説しています。

苦手克服は最初が一番ツラいと心得よう

今までできていなかったことを練習するのは、はじめほどつらいです。
はじめほど結果も出にくいです。
だから多くの人はすぐに練習しなくなってしまいます。
自分がコミュ障を改善するなんて夢物語なんだとあきらめてしまいます。
でもこれって、すっごくもったいないと僕は思います。
だって、最初のつらさが永遠に続くなんて、100%ありえませんから!
せいぜい数週間〜数ヶ月の辛抱です。
続けていけばスキルが上達するので、それに比例してつらさは和らいでいきます。
会話が盛り上がる機会も増え、人と会話することが楽しくなっていきます。
会話力を磨くことすら楽しめるようになっていきます。
ここまで来ればもう、コミュ障は克服したも同然です!
だからどうか、一番つらいときに投げ出さないでくださいね。