人見知り・内向型

内向型人間は偽らなくていい!人間関係がうまくいく内向型戦略

内向型のまま人間関係うまく行く
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講師みやたさとし
講師みやたさとし
こんにちは!
元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。

このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!

 

【今回のお悩み】

僕は内向型人間ですが、職場に馴染めなくて居場所がないように感じています。
内向型のままで人間関係がうまくいく方法はないのでしょうか?

コミュ障さん
コミュ障さん

 

内向型人間の中には、会社や学校などで「居場所がない」と感じている人、多いと思います。

 

僕自身、高校時代はクラスのノリについていくことができなくて、文化祭や球技大会をズル休みした経験があります(^^;;

 

中には浮かないために無理して周りのノリに合わせている人もいるかもしれませんが、それをずーっと続けていくのはシンドすぎます。

 

そこで今回は、

どうすれば内向型が、内向型のままで、外向型人間もたくさんいる場所でも受け入れてもらえるのか?

その戦略をお話ししていきます。

内向型で人付き合いがうまく行くコツ

 

コミュ障を治す話し方教室

 

能力と性質を分けて考えよう

能力面の問題と性質面の問題を分ける

 

「内向型=根暗でコミュ障」

みたいなイメージを持っている人は多いと思いますが、内向型はもれなくコミュ障かというと、そうでない人もたくさんいます。

 

例えば、エイブラハム・リンカーン(第16代アメリカ合衆国大統領)やビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)は内向型と言われていますが、彼らがコミュ障とはとても思えませんよね。

 

とはいえ、「人といると疲れやすい」や「とっさに話すのが苦手」など、外向型と比べればコミュ障になりやすい性質を持っているのは事実。

 

今現在、人間関係で困っている内向型の多くは、コミュ障でも悩んでいるはずです。

内向型はコミュ障になりやすい

 

というわけで、ここから先は「内向型」かつ「コミュ障」の方に向けて人間関係がうまくいくコツをお話ししていきます。

 

近年、内向型をあつかった書籍が増えてきた影響で「内向型はすごい力を持っているんだ!」みたいな主張をネットでもよく見かけるようになりました。

 

例えば「一つのことに集中できる」というのが内向型の持つ代表的な強みです。

実際、職人、芸術家、トップアスリートのように一つの分野をコツコツ努力して極めている人には内向型が多いと言われています。

 

こういう情報が増えてきたこと自体はとても良いことだと僕も思っています。

 

ただ、「内向型」かつ「コミュ障」で苦しんでいる人からすれば

内向型にも強みがあるのはわかったけど、「人間関係で苦労しがち」の一点のせいで欠点にしか思えないよ!

が本音ではないでしょうか?

 

それくらい人間関係は生きていくうえで重要度の高い問題です。

 

僕も内向的な性格(&それによるコミュ障)が原因で

  • クラスに馴染めず高三の学校行事をズル休み
  • 社会人になるまで一度も彼女ができたことがない
  • 就職活動で内定がもらえない
  • 苦労して入った会社も馴染めなくて鬱状態になり退職

など人間関係で苦労してきましたが、その頃は内向的な自分が大嫌いでした…。

 

やっぱりある程度、他人とうまく関われるようになってはじめて「こんな自分も悪くないかも!」 と感じられるのだと思います。

 

じゃあ、どうすれば内向型のままでも人間関係がうまくいくのか?

 

ポイントは「能力面」と「性質面」に分けて考えてみることです。

コミュ力は鍛えて伸ばす

 

能力面は鍛えて伸ばす

能力面というのは、もちろんコミュニケーション力のことです。

  • 会話が続かない
  • 自分から話題を振れない
  • いい質問が思いつかない

これらは能力面の問題なので、学びと練習の積み重ねである程度改善ができます。

 

ぜひ最低限のコミュ力は身につけていただきたいと思います。

 

僕も今では自分が内向型であることを丸ごと受け入れられていますが、それもやっぱりコミュ力を鍛えたことで

  • 人と会うときに「全然会話が続かなかったらどうしよう…」とビクビクすることがなくなった
  • 気の合う人とは友達や恋人といった親しい関係を築けるようになった

これらの変化を実体験してきたことが非常〜に大きいです。

 

もしもコミュ力ゼロのままだったら、今も内向的な自分を受け入れることはできていなかったことでしょう。

 

今現在、まったく会話が続かない人は、人並みレベルで十分なのでコミュ力も磨いていきましょう!

人並み程度の会話力を身につける

会話のコツはこのブログや、僕が開催しているコミュニケーション講座をご活用ください(^^)

 

性質面は積極的に見せていく

ただ、「コミュ力を磨いていけば明るくて社交的な人間に変われるか?」と言えば、残念ながらそんなことは起きません。

 

講師みやたさとし
講師みやたさとし
僕だってコミュニケーション講師なんてやってるけど「異業種交流会なんて死んでも行くものか!」と思ってますからね(^_^;

 

人並みのコミュ力は身についても

  • テンション高く振る舞えない
  • 人付き合いに積極的になれない
  • 相手の気持ちを考えすぎて自己主張が苦手

これら性格的な部分は生まれ持った性質なので、基本的に変わらないものです。

 

じゃあ、変えられない部分はどうすれば人間関係で足かせにならずに済むのか?

 

その方法をズバリ一言で言うなら、「内向的な性質を隠さず見せていく」ということです!

 

  • さらけ出すことで内向型の性質を自ら受け入れる
  • 周りの人たちに内向型な性質を受け入れてもらう

これがベストな方法です!

内向型な部分を率先して見せる

 

内向型キャラでいこう

内向型人間をアピール

 

なぜ内向的な性質を隠さず見せていくべきなのか?

 

それは、「人は基本的にわかりやすい人が好きだから」です。

 

内向型人間が職場・学校などのコミュニティ内で受け入れてもらえない場合、その一番の原因は「内向型だから」ではありません。

もちろん「ユーモアセンスがないから」でも「話すのが下手だから」でもありません。

 

コミュニケーション量が少なすぎて「よくわからない人」と思われてしまうからです。

 

よくわからない人というイメージを持たれることで、

「なに考えてるのかわからなくて付き合いづらい…」

と思われて壁を作られてしまったり、

「全然関わろうとしてこないけど、俺らのこと避けてる?」

と思われて距離を置かれてしまいます。

よくわからない人は避けられる

 

そうならないためにも、内向型であることを自分のキャラにするつもりで見せていってほしいのです。

 

どう見せるかについては後ほどお話ししますが、一番わかりやすいのが「ちょっと笑える失敗談を披露すること」です。

 

例えば、「存在感がなさすぎて、話しかけると『うわ、いたの!?』ってびっくりされることがあります」みたいな(僕の実体験です(笑))。

 

好かれやすい人には大食いキャラとか、ドジっ子キャラとか、わかりやすいキャラクターがあるものです。

あなたは内向型をキャラにしてみましょう。

 

キャラができることで周りの人は「あなたにどう接すればいいのか」や「どんな話題を振ればいいのか」が明確になって「控えめだけど付き合いやすい人だなぁ」と感じてもらえます。

内向型キャラでいこう

 

もしかしたら中には、

自分がコミュ障で大人しいことなんて見ればわかるじゃん。
だから話したところで何も変わらないよ〜。

と感じた人もいるのではないでしょうか。

 

でも、目的はそこではありません!

 

内向型をキャラにする目的は「私が内向型だと知ってもらうこと」とは別にあります。

 

本当の目的は、「自分のスタンスを表明すること」です!

 

「僕は内向的で控えめだけど、ここでみんなと仲良くやっていきたいんです。だから気軽に話しかけてくれて大丈夫ですよ〜。」

そんなメッセージを伝えることにあります。

 

あなたが内向的なこと、人付きあいが苦手なことはおそらくみんな気づいています。

だけど、

  • 「苦手“だから”人と関わりたくない」と思っているのか
  • 「苦手“だけど”仲良くやっていきたい」と思っているのか

ここは自分で伝えなきゃ伝わりません!

 

そして黙っていたら多くの人は、あなたが前者だと思ってしまいます。

 

繰り返しお伝えしますが、「よくわからない人」になってしまうことが人間関係を悪化させている一番の原因なんです!

自分から話すから親しみが生まれる

 

大事な部分なので、もうちょっと補足します。

 

例えば、あなたの知人に背の低い男性がいたとします。

その人がいつもシークレットブーツを履いていたら(そしてその事実を黙っていたら)どう感じるでしょうか?

 

きっと誰しも

「背が低いことがコンプレックスなんだな」

「だからそこは見て見ぬふりしたほうがいいんだろうな」

って思うはず。

間違っても「シークレットブーツ履くなんて見苦しいよ」なんて言えませんよね?

 

でももし、その男性が普通のスニーカーを履いて

「いや~、チビだから中学生に間違われちゃったよ~」

なんて笑いながら話してくれる人だったらどうでしょう?

 

「親しみやすい人だな~」って感じますよね。

 

遊園地に行ってジェットコースターに乗るときに

「お前、身長足りないから乗れないよ」

「いやいや、そこまでチビじゃないし(笑)!」

なんてやりとりも気楽にできるかもしれません。

 

それと一緒です。

 

一般的に欠点に見られやすい部分は、まず自分でいじるからこそ、周りの人たちもそこに触れやすくなるのです

欠点は自分でいじってキャラにする

 

素を出したほうが人間関係はうまくいく

内向型のままでいい

 

最後に、どうやって内向型キャラをアピールしていくべきかをお伝えします。

 

オススメは先ほどお話ししたように、「ちょっと笑える失敗談」や「ちょっと情けないところ」を披露してみることです。

 

  • 美容室ではずっと目をつむって「話しかけないでオーラ」を出す
  • 混雑した飲食店で「すいません」と呼んでも気づいてもらえない
    二回呼んでも気づいてもらえないと心が折れる
  • 三人で歩いているといつも自分以外の二人が前に横並びになって、自分は後列でぼっちになる

 

こんなネタを、軽い調子で話してみましょう。

深刻そうに話すと意味がないので、ここは絶対厳守です!!

明るく話すが鉄則!

 

すると笑いも起きやすくなるし、

「大人しいけど、実は付き合いやすい人なんだな」

「付き合いを拒絶してるわけじゃないんだな」

と察してもらえます。

 

いいネタが思いつかないかたは、こちらの記事を参考にしてみてください。

コミュ障あるある・人見知りあるある
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まとめ

内向型のまま人間関係をよくするコツ
  1. 能力面(会話力)は鍛えて解決
  2. 性質面(内向的な部分)は率先して見せる
  3. 「ちょっと笑える失敗談」を話すことで、内向型が親しみやすいキャラになる

 

はじめは話すことに抵抗を感じるかもしれませんが、いざ思い切って話してみれば「ある事実」に気がつくはずです。

 

それは、「自分が心配していたほど相手は悪いようには受け取らない」 ということ。

 

それどころか「あなたは自分のことをちゃんと受け入れてるんだね!」と好感を持ってもらえて、かえって人間関係が良くなるケースのほうが圧倒的に多くなるはずです。

 

そして実際、内向的な部分を見せていくと自分でもアピールすることが楽しくなってきて、その部分がイヤじゃなくなってきます。

 

きっとその頃には、あなた自身も「ありのままの自分」を受け入れられるようになっていることでしょう。

 

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