こんにちは!
元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
いつでも上機嫌でいる方法はありますか?

不機嫌そうな人に自らすすんで話しかける人はいません。
誰だって機嫌のいい人と楽しく会話したいものです。
そしてあなた自身も、不機嫌なままでは会話を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
「上機嫌でいること」は、良い人間関係を築くための重要なポイントです。
また、内気なコミュ障さんの場合、不機嫌じゃなかったとしてもテンションが低かったり笑顔が少なかったりするせいで「ひょっとして機嫌悪いのかな?」などと誤解されてしまいがち。
自分のキャパ以上にテンションを上げる必要は全くありませんが、「上機嫌でいること」を意識するだけでも雰囲気が明るくなり、話しかけてもらえる機会も自然と増えていきます。
そのためにも、自分を上機嫌に保つ術を身につけましょう!
上機嫌でいる方法① 自分なりのストレス解消法を持つ

社会で生活していけばストレスを感じることもたくさんあることでしょう。
僕たち内向型人間の場合、
- 人に言われた言葉を重く受け止めすぎて傷ついてしまう
- 失敗したとき過度に自分を責めてしまう
- 不安なことで頭がいっぱいになってしまう
など、ちょっとしたことも気にしすぎて落ち込んでしまう傾向にあります。
外向型人間のように「友達に愚痴って発散する」という習慣も持っていなかったりするので、ストレスを自分の内側に溜め込んでしまいがち。
自分なりのストレス解消法を見つけて、適度にデトックスしていきましょう。
解消法は、たくさんレパートリーを持つことをオススメします。
一つしか持ってないと「今日はそんな気分じゃないんだよな~」っていう日も必ず出てきてしまいますから。
最低でも「受動的な方法」と「能動的な方法」、それぞれ2つずつくらいは用意しておきましょう。
● 受動的な方法
見るだけ、聞くだけ、のような
- ちょっとしたスキマ時間
- 本当に疲れているとき
にすること
【例】
- カフェで読書
- Amazonプライムでアニメを見る
- アイマスクをして寝ながら音楽を聴く
● 能動的な充電法
手や身体を動かしたり、創造したり
- 休日のまとまった時間
- そこそこ元気なとき
にすること
【例】
- 川沿いをランニングする
- プラモデルを作る
- 好きな洋服を着て出かける
上機嫌でいる方法② 余裕を持って行動する

人は焦れば焦るほど気持ちに余裕がなくなって、上機嫌ではいられなくなってしまいます。
例えば
- 30分の余裕があるときに電車が10分遅延した場合
- 時間ギリギリのときに電車が10分遅延した場合
どちらの方がイライラするでしょう?
答えは聞くまでもありませんね。
待ち合わせ時間や仕事の締切には余裕を持って、早めに行動するクセをつけましょう。
それだけでイライラする機会を減らすことができます。
僕も講座がある日は絶対に上機嫌でいたいので、一時間前には会場の最寄駅に到着するよう早めの出発を心がけています♪
上機嫌でいる方法③ 健康に気を配る

心と身体はつながっているので、心だけでなく身体を元気に保つことも大切です。
「体が資本」という言葉もあるように、健康はすべての活動の土台。
健康を損なえばメンタルも沈みやすくなり、人間関係でも悪影響が出てしまいます。
- 睡眠・食事をしっかりとる
- 風邪やインフルエンザの予防をする
- 疲れているときは無理せず休む
忙しいとついつい疎かになりがちなところですが、きちんと気を配りたいですね!
とくに内向型人間にとって人と会話することは結構エネルギーを使う行為なので、寝不足や空腹だと「会話する気力がない…」なんて状況に陥ってしまいがち。
(僕もそういうタイプです(^_^;))
そのせいで「話したくなさそうだけど、私のこと嫌いなのかな…」なんて誤解を受けてしまったらもったいないですよね。
人と会うときにはたくさん寝て、しっかり食べることを忘れないようにしましょう!
上機嫌でいる方法④ 価値観の違いを受け入れる

会話中、相手の言葉にイラっとしたり、モヤっとすることもあるかと思います。
明らかに相手に悪意がある場合なら会話することを諦めて距離をおくことも一つの手かもしれません。
でも相手に悪意がなく、単なる価値観の違い・考え方の違いであれば、受け入れる姿勢も大切です。
価値観の違いを寛大に受け入れられるようになると、メンタルが安定して上機嫌でいやすくなります。
価値観の違いを受け入れるコツは、違いが見つかったときに
- なぜそう考えるのか?
- そう考えるようになったキッカケは何だろうか?
この辺りに興味を持って、相手の持つバックボーンを聞き出していくことです。
よくよく聴いてみると「ナルホド!そういう考え方もあるのか!」なんて新しい発見もあったりして、意外と楽しかったりするものですよ。

上機嫌でいる方法⑤ 前向き思考を身につける

最後の方法は、思考パターンを前向きに変えてしまうことです。
そのためには「ABC理論」というものを身につけることが近道です。
ABC理論とは簡単に言うと、
「悩みの原因は出来事そのものではなく、自分自身の受け取り方にある」
という考え方です。
- A=出来事(After activity event)
- B=受け取り方(Belief)
- C=受け取ったことで生じた感情(Consequence)
を示しています。
「悩みの原因は出来事そのものではなく、自分自身の受け取り方にある」
とはどういうことか?
例えば「恋人にフラれる」という出来事が自分に起こったとします。
誰にとっても「フラれる=不幸なこと」だとしたら、フラれた人は一人残らず自分の身に起こったことを悲しむはずです。
でも中には「もっといい恋人をゲットするチャンス!」と、翌日には意気揚々と合コンに行く人だっているかもしれません。
事実はひとつでも、受け取りかたは無限にあります。
つまり、今より前向きになりたかったら、物事に対する受け取り方を変えればいいのです。
もちろん、今までの思考パターンを変えることは一朝一夕でできることではありません。
思考とは「心のクセ」なので、直すには地道な積み重ねが必要です。
- ABC理論を心に留めておく
- 前向き思考が身につく本を読む
- 凹むことがあったときに「その出来事が起きてよかったこと」を一つ探してみる
この辺りを実践していきましょう!
「前向き思考が身につく本」なら、ひすいこたろうさんの著書がオススメです。
ゲラゲラ笑いながら「柔軟なモノの見方」を学べますよ♪
