元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
どうすれば価値観が合わない人とも上手く会話できますか?
人間の価値観というものは一人一人異なります。
人付き合いを重ねていけば、ときには考え方が180度違う人と出会うこともあるでしょう。
また、すごく気が合うと思っていた相手でも、深く付き合っていけばどこかで価値観の相違は必ず出てくるものです。
ラストの展開に無理があって入り込めなかったよ。
自分の時間もほしいし。
週二回はゼッタイ会いたい!
こんな具合に価値観の違いを突きつけられてしまうと、僕たちのような気の弱い人は何も言えなくなってしまいますよね…。
では、価値観の違いが浮き彫りになったときには、どうやって会話を進めていけばいいのでしょう?
価値観は否定しない・押し付けない・論破しない
価値観とは、簡単に言えば「主観的な意見」です。
つまり、絶対的に正しい答えなんてありません。
私にとっては私の価値観が正解だし、相手にとっては相手の価値観が正解なのです。
100%の正解がない以上、こちらの価値観を無理に押し付けたり、相手の価値観を正そうとする行為は無意味です。
仮に相手の価値観を論破できたとしても、「あなたの考えはすんばらしい〜!」などと尊敬のまなざしを向けてくれることはまずありません。
「この人には何を言っても無駄だな」と思われ、壁を作られてしまうことがほとんどでしょう。
だから価値観の違いを見つけても「否定しない」「押し付けない」「論破しない」が鉄則です。
価値観を押し付けてくる人とは距離を置くのが正解
とはいえ私に戦う意思がなくても、相手のほうから「オレの考えの方が優れてる!」とマウントを取ってくることもありますよね。
そんな人にはどう対処すればいいのでしょう?
正直、まともに相手をしないのが一番です。
相手はただマウントを取って気持ちよくなりたいだけなので「○○さんはしっかりした考えをお持ちなんですね〜」と認めてあげたら、その後はスッと距離を置きましょう。
職場の人など離れられない相手であれば、否定されたらムッときてしまうような深い部分の価値観はオモテに出さないようにしましょう。
会話するにしても、天気やニュースなどの無難な世間話のみにとどめるのがコツです。
価値観の違いを面白がると会話は楽しくなる
相手がマウントを取りにこない友好的な人ならば、価値観が違くても楽しく会話できるチャンスです!
「否定しない」「押し付けない」「論破しない」を守りつつ、「価値観の違いを共有して理解を深めよう」という心構えで会話していきましょう。
そのためには「私はAだと思います」「僕はBっていう考えなんだけどね」と、ただ意見を言いあうだけでは楽しめません。
お互いの内面やバックボーンを見せ合うことがポイントです。
例えばこんなふうに…
都内の方がよくない?
朝早く起きるの苦手なんだよ〜。
でも将来子供ができたときは自然が多くてのびのびした環境で育てたいんだよね。
もう将来のこと考えてて偉いね!
このように、価値観の違いが明らかになっても否定したり会話を拒絶したりするのではなく、
- 「私はなぜそう考えているか」を伝える
- 「相手はなぜそう考えているか」を聞き出し理解を示す
この2つを実践して相互理解を深めていきましょう。
価値観の違いはよくよく聞いてみると「ナルホド!そういう考え方もあるのか!」と新しい発見もあったりして意外と楽しかったりするものですよ。
それに、似たような価値観の人とばかり付き合っていると、どうしても考え方が極端に偏ってしまいます。
たまに自分と違う考えに触れるからこそ
- 多角的なものの見方ができるようになる
- 立場の違う人の気持ちを理解してあげられるようになる
などの成長につながります。
今より厚みのある人間になるためにも、価値観の違いから目を背けないようにしましょう!
まとめ
- 価値観に絶対の正解はないので、正しさを競うのは無意味
- 自分の価値観を押し付けてくる人からは早々に距離をとる
- 友好的な人とはお互いの考え方を共有して違いを楽しむ
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