元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
内向型人間と外向型人間でも関係が上手くいく場合はあるのでしょうか?
内向型人間の多くは
- 内気
- 口数が少ない
- ノリがよくない
といった自分の気質を欠点だと思いがち。
とくに
- 社交的
- おしゃべり
- ノリがいい
など、自分とは真逆の気質を持つ人の前では
「一緒にいてもつまらないと思われているんじゃないか…」
と感じてしまいます。
はたして、本当に外向的な人たち全員からそう思われているのでしょうか?
内向的な僕たちが外向型人間と仲良くなることは不可能なのでしょうか?
もちろん、不可能ではありません!
「内向型か」「外向型か」は一つの基準でしかない
有名な心理学の法則で「類似性の法則」というものがあるように、一般的に人は似た者同士でくっつきたがる傾向があります。
だから「内向型同士のほうが気が合いやすい」というのは確かにあると思います。
でも人間なんて、単純に2分割できるものではありません。
内向型と外向型でも上手くいくケースもたくさんあるのです。
単純な例を挙げてみると…
あなたは、ミスチルの大ファンだったとします。
そんなあなたの前に
- ミスチルが嫌いな内向型人間
- ミスチルが大好きな外向型人間
二人の人物がいます。
どちらの人と仲良くなれる可能性が高いでしょう?
もちろん後者ですね。
「内向型か」「外向型か」というのは、単なる一つの基準でしかありません。
たとえ「私→内向型」「相手→外向型」という気質の違いはあっても
- 趣味が同じ
- 価値観が似ている
- 同じ夢を追っている
- 育ってきた境遇が似ている
など、他の部分で類似性の法則が発動すれば、親しくなれる可能性は十分にあるということです。
実際、僕も外向型人間と深い関係になったことはあります。
コミュニケーション講師の仕事を本格的にはじめる前、僕は靴屋で働いていたことがあるのですが、スタッフ内で一番仲がよかったのは一見すべてが正反対の人でした。
- 僕→超内向型・お酒飲めない・20代独身
- 相手→超外向型・大酒飲み・40代で子持ちの主婦
真逆ですよね。
それでも一緒に仕事をする中で
「本社からの指示のここがおかしいよね」
「こんなお客さんはナシだよね」
など、仕事に関する価値観(というか不満)が非常に近かったので、なんでも相談しあえる強い信頼関係を築くことができました。
話し役/聞き役がしっくりくれば上手くいく
口数が少ない内向型と、おしゃべりな外向型。
両者は気質が正反対なため、会話するときは
- 外向型→話す側
- 内向型→聞く側
と、役割が自然に決まります。
ただ、二人の趣味や価値観があまりに違えば
- 外向型→話し甲斐がなくて退屈
- 内向型→興味のない話を延々聞かされて苦痛
となってしまい上手くいきません。
逆に近いものを持っていれば
- 外向型→自分の話を理解してもらえるから楽しく話せる
- 内向型→相手の意見に賛同できる部分が多いから楽しく聞ける
という好循環が生まれます。
僕も前述した主婦の方と会話するときは8〜9割くらい聞き役でしたが、価値観が近いのでお互いストレスなく楽しく会話できていました。
ここからもわかるように、内向型と外向型でも関係がうまくいくには、気質以外の部分で共通点を見つけることがカギなのです。
共通点の探し方については、以下の記事で詳しく解説しています。
どうしても共通点が見つからない人もいますが、それは人間関係において必ず起こることなので過剰に気にすることはありません。
出会った人全員と仲良くなるなんて絶対に不可能です。
完璧主義を手放し、「仲良くなれない人がいるからこそ、逆に仲良くなれる人もいる」と考えることが大切ですよ。
まとめ
- 内向型か外向型かはいい関係を築く上で一つの基準でしかない
- 趣味が同じ、価値観が似ている、育ってきた境遇が似ているなど、他の共通点を見つけることがカギ
- 「内向型→聞き役」「外向型→話し役」と役割は自然と決まるので、気があえばいい関係は築きやすい
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