このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
どうすれば上手く友達が作れるでしょう?

休日に気軽に会える友達がいない…
社会人になってから友達が一人も増えてない…
学生時代の友達とも疎遠になってしまった…
「新しい友達を作ろう!」と思ってオフ会などに行ってみたものの、
連絡先は交換してLINEで何度かやり取りしたけど、いつのまにか関係が自然消滅してしまった…
こんな悩みを持っている人見知り社会人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「超人見知りコミュ障だった頃の僕でもできた、友達の作り方」を伝授します!
コツは「友達になりやすい場所で出会うこと」です!


友達ゼロだった人見知りコミュ障の僕にもできた!

まずは僕の話を少しさせてください。
大学時代はほぼオタクしかいないような工業大学に通っていたおかげで、コミュ障の僕でもそこそこ友達はいました。
卒業旅行として青春18きっぷを使って、10人グループで石川県まで行ったほどです。
残念ながら大学を卒業したと同時にその縁は綺麗サッパリ切れてしまいましたが…(泣)。
ここで言いたいことは何か。
「僕に魅力がなかった」ということではありません(笑)
「学校ほど友達が作りやすい環境はない」ということです。
その理由は今からお話ししますが、社会人になってから友達を作るには、なるべく学校に近い環境に身を置くことが大切です。
そうすれば、たとえ人見知りでも、たとえ目立つ魅力がなくても、ダンゼン友達ができやすくなります。

事実、社会人一年目にして正真正銘の友達ゼロになった僕も、学校に近い特徴を持つコミュニティを通して新たに友達を作ることに成功しました。
そこで出会った人とは、ディズニーランドやリアル脱出ゲームに一緒に行くほどの仲になれました。
仲にはお付き合いに発展した異性の友達もいるし、出会って10年経った今も関係が続いている人もいます。
僕が友達を作った場所は、「会話練習サークル」と「読書会」です。
実はこの2つのコミュニティには、人見知りコミュ障さんでも友達ができやすい「ある特徴」があったのです。
その特徴を今から解説していきます。
人見知りは「共通話題がある場所」で友達を作ろう

友達を作るには出会いが必要です。
家にいるだけで「僕と友達になってよ!」と誰かが訪ねてくることはありません。
(仮にそんな人が来たら逆に怖いですね!笑)
あなたがどんなに人見知りであっても、人に出会える場所に飛び込むステップは絶対に必要です!
いきなりリアルな場だと抵抗がある方はSNSでメッセージのやり取りを重ねて仲を深める手もありますが、リアルであれネットであれ「新しい環境に飛び込む」という点に変わりはありません。
友達が欲しいのなら、とにかく行動を起こしましょう!
で、問題は「どこに飛び込むか」ですよね。
いくら出会いを増やしても、友達になりづらい場所ではうまくいきません。
鍵は「共通の話題」です。
人見知りで人付き合いに苦手意識があるなら、必ず「共通の話題」を持っている人が集まる場所に行きましょう。
でないと、なかなか会話が盛り上がらなくて一緒にいる時間が苦痛になってしまいます。

学校で友達ができやすかったのは
- 共通の授業
- 共通の知人(教師やクラスメイト)
- 共通のイベント(テスト、文化祭、体育祭、社会科見学)
など、共通の話題に不自由しない環境だったことが大きいです!
では、どこに行けば共通の話題を持つ人と出会えるか?
次の3つの観点から探してみましょう。
- 共通の趣味
例: 趣味のサークルやオフ会、趣味の習い事、SNSのコミュニティなど
- 共通の雰囲気
例: 人見知りオフ会、HSP交流会(HSPとは「人一倍敏感な人」のこと)など
- 共通の目標
例: 資格学校、料理教室、コミュニケーション講座など
僕が友達を作ったのは「会話練習サークル」と「読書会」でした。
ここに集まる人は100%
- 「コミュ障を治したい」という目標
- 本が好き
という共通点を持っています。
だからこそ、話のあう人たちとすんなり出会うことができたのです。
人見知りは「自動的に再開できる場所」で友達を作ろう

せっかく話のあいそうな人と出会えても、一度会っただけで友達になるのは至難のワザ。
有名な心理学の法則に「単純接触効果」というものがあります。
よく会う人や、よく目にするものに好感を持ちやすくなる心理効果
例えば「一度に90分会話した場合」と「3回会って30分ずつ会話した場合」を比較すると、話した時間の合計は同じですが後者のほうが好かれやすくなります。

とくに僕たちのような人見知りは打ち解けるまでに時間がかかりますし…。
やっぱり最低でも3回は会わないと友達関係に進むのは難しいでしょう。
とはいえ、「3回会う」って難しくないですか!?
ここが社会人になってから友達を作ろうと思ったときに立ちふさがる最大の壁です!
学生時代は学校に行きさえすれば、自動的に再開できます。
しかも3回どころか平日はほぼ毎日顔をあわせられるので、単純接触効果もバリバリ効いてきます。
だから人見知りな方でも友達ができやすかったのです。
社会人の出会いでは、基本的に約束をしなければ3回も会えません。 フツーに3回の壁を越えようと思ったら
- 連絡先を交換する
- 忘れられない程度に連絡を取りあう
- 自分から遊びに誘う
- 再び忘れられない程度に連絡を取りあう
- 再び自分から遊びに誘う
というステップを踏む必要があります。
これは人見知りには果てしなく高いハードルです!!
だったら、このハードルがない場所で出会いましょう。
学校のように、約束しなくても自動的に再会できるコミュニティに入るのです!
オススメはカルチャー教室や料理教室、資格学校などの習いごとです。
もちろん、話し方教室だってオッケーですよ(^^)
実際、僕が運営している教室でも生徒さん同士で友達になるケースは多いです。
- 習ってみたいものがない
- なるべくお金はかけたくない
そんな方は、定期的に開催しているオフ会やサークルを探してみるのもオススメです。
「定期的に開催している」がポイントですよ!
単発の集まりだと、再会するのが難しくなってしまいます。
僕が友達を作った「会話練習サークル」と「読書会」も、定期的に集まるコミュニティだったからこそ、徐々に仲を深めて友達関係に進むことができたのです。

注意点としては、最初から「友達作り」を目的にしている集まりだと、ノリのいい人(いわゆるパリピ)がドンチャン騒ぎするような会である危険があります。
なので「読書会」「〇〇勉強会」のような落ち着いた人が多そうな集まりや、「人見知り限定」といった参加制限のあるオフ会を探してみてくださいね!
最近だと「HSP(繊細な人)」という言葉が注目を浴びているので、「HSP交流会」のような集まりも探せば見つかるはずです。
人見知りでも最後は「自分から誘う」が大切

さて、共通話題があって自動的に再会できる環境で打ち解けてきたら、いよいよ気になっている人を誘ってコミュニティの外で会ってみましょう。
ところであなたは、「遊びに誘うこと」って得意ですか?
「仲良くなりたいな〜」と思える人がいる場合、自分から誘ったりしていますか?
…きっと苦手ですよね?
僕だって苦手です(^_^;)

人見知りさんはこんなことをウジウジ考えて、いつまでも行動に移せない傾向にあります。
でもきっと、相手だって同じことを考えてると思いますよ。
なぜなら「人は自分と似た人と惹かれあうもの」だから。
今まであなたが「仲良くなりたいなぁ」と思った人はどんな人でしたか?
めっちゃテンション高い人や、オラついた人はいなかったんじゃないでしょうか。
きっと穏やかそうな人が多かったんじゃないでしょうか。
つまり、内気な人見知りさんが「友達になりたい」と思った人がいるなら、その相手も同じく内気で人見知りな可能性が高いのです!
相手だって「断られないかな」とか「どう誘っていいのかわからない」という気持ちが邪魔をして、あなたを誘えずにいるのかもしれません。
そこまでは思っていなかったにしても、「誘われたら全然行くけど、自分からは誘わない」というスタンスの人見知りさんはとても多いです。
結局のところ、人見知りに友達ができない一番の理由は「あなたに魅力がないから」ではありません。
「自分から誘わないから」です!

そう不安になる気持ちもよ~くわかります。
でも、誘わなければ結局、そう遠くない未来に関係は終わります。
習い事の場合「全6回」などと期限が決まってる場合が多いし、オフ会だって相手がいつまで集まりに来るかはわかりませんからね。
縁が切れる前に、あなたから歩み寄ってみましょう。
同じ習い事をしている相手なら、「一緒にファミレスで勉強しようよ」なんて誘えばそうそう断られることはありません。
「二人だと間が持たなくなりそう…」と思うのなら、共通の知人をもう二人くらい誘ってグループで出かけるのもいいでしょう。
最初はカフェでお茶するだけだっていいんです。
どこに行けばいいのかわからないなら、相手と相談して決めたっていいんです。
誘うハードルは自分でどんどん下げましょう。
友達がほしいなら会話力は鍛えて損なし

最後にコツ、というかアドバイスを一つ。
一緒にいてお互いが楽しい時間を過ごすためには、「ある程度の会話力」がゼッタイに必要です!
仮に一緒に出かける目的が焼肉を食べることだったとしても、無言で黙々と食べるわけではありませんよね。
目的が映画だったとしても、見終わったらカフェくらい寄るはず。
人間関係とは結局のところ、「会話すること」なのです。
この記事を読んでいる人見知りさんの中には、会話が苦手ないわゆる「コミュ障」も兼ねている人もいらっしゃると思います。
そんな方は、ぜひ自分にあったコミュニティ探しと並行して、会話のスキルを鍛えていきましょう。
- おしゃべりになれない
- ノリが良くない
- ユーモアセンスがない
このあたりは持って生まれた性質が大きいので、無理して変えようとする必要はありません。
それはあなたの個性です。
でも、
- 会話が続かない
- 自分から話題を振れない
- 深い話を共有できない
これらはスキルの問題なので、鍛えればある程度は改善できます。
もちろん努力も必要ですが、人並み程度に会話できるようになれば、友達ができやすくなる以外にも数多くのメリットが得られます。
社会でダンゼン生きやすくなります。
心地いい人間関係を手に入れたいなら、会話力は鍛えて損なしですよ。
まとめ
- 共通の話題がある人が集まるコミュニティで出会う
- 自分から誘わなくても自動的に再開できるコミュニティで出会う
- 自分から誘ってコミュニティの外で会ってみる