元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
語れるほど好きではないものについては、どのように話せばいいでしょう?

例えばこんなケースですね。
会話例①




この例のように「うーん、まぁ大好きってほどじゃないんですけど…」だけでは、高確率で会話は終わってしまいます。
では、こういうケースではなにを話せばいいのでしょう?


短くていいから自分の話をしよう

話し方の基本は自己開示。
つまりあなた自身の話をすることです。
なので、短くていいので
- それに関する体験談
- それに対して思っていること
などを話してみましょう。
繰り返しますが、短くてOKです。
一文か二文話せれば合格と思ってください。
冒頭の例でいくと、
- 「会社から近いので、お店探すのが面倒なときはたまに行くんです」
- 「なんか無性に麻婆豆腐が食べたくなって入ってみたんです。美味しかったですよ」
- 「いま金欠なので…。そこのお店はワンコインランチがあるから助かるんですよ〜」
といった具合です。

もしそういう話も出てこない場合は、同じカテゴリー内でもっと好きなもの・もっと話せるネタがあることにズラしてしまうのも手ですよ。
- 「大好きってほどじゃないですけどね。料理なら和食が一番好きです」
と。

これくらい話せば相手はなにか反応を返してくれるので、自然と会話が続きやすくなります。
仮にそこで会話が終わってしまった場合でも「うーん、まぁ大好きってほどじゃないんですけど…」しか答えなかった場合と比べれば、あなたの人となりや、「ちゃんと会話する気がありますよ」という姿勢が伝わるのでダンゼン好印象です。
今後も話しかけてもらえるようになるはずです。
困ったときの「質問お返し」

「一文か二文話せれば合格」と書きましたが、その一文すら咄嗟に出てこない場合もありますよね。
そんなときに使えるとっても便利なワザ「質問お返し」を最後に伝授します。
質問お返しとは、「自分がされた質問をそのまま相手に返す」というテクニックです。

このように、振られた質問に答えたら、「〇〇さんは?」と同じ質問を返しましょう。
たとえば冒頭のお話であれば
会話例①




という具合です。簡単ですよね。
「質問お返し」を使えば必ず会話は続くので、知っていて損はありませんよ♪
こちらの記事でさらに詳しく解説しています。

まとめ
- 短くていいので自身の「体験したこと」や「考え」を話す
- もっと話せるものに話題をずらす
- どうしても話すことがないなら「質問お返し」で相手を喋らせる