元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】

- とくに何をされたわけじゃないけど、嫌われている気がする…
- 自分だけ遊びに誘割れていなかったことを、後日知ってしまった…
- 知人が人の悪口を言っていると、自分も影で言われているんじゃないかと不安になる…
そんな経験をすると、人と関わることが怖くなってしまうこともありますよね。

どうすればその恐怖を乗り越え、また人付き合いに前向きになれるのでしょうか。
鍵は、「信頼できる人間関係を一つでも持つこと」です。

人が怖くなっても「一人になる」は避けよう

人と関わることが怖くなると、ずっと一人でいたいと思ってしまうかもしれませんね。
ですが、それはオススメしません!
毎回「一人になる」という対処法ばかり取っていたら、その時間は傷つけられることはなかったとしても、どんどん人と関わることが怖くなってしまうからです。

例えば、職場の電話をとることが苦手だからといっていつも他人にやらせていたら、電話番が自分一人になってしまったときの恐怖は倍増します。
怖いものは遠ざければ遠ざけるほど、余計に怖くなってしまうのです。
また、人付き合いを怖いと感じる人の多くは心配性です。
心配性な人が一人で悩みを抱え込めば、「みんなが私を嫌っているんじゃないか…」などとどんどんネガティブなことを考えてしまうのは目に見えています。
少しだけ一人になって気持ちを落ち着けるくらいならいいと思いますが、その問題を丸ごと一人で抱え込むのは避けましょう。
恐怖心を消してくれるのは、結局「人」

「人と関わるのが怖い」。
この恐怖心を消してくれるのは、同じく「人との関わり」しかないのではないかと僕は思います。

まずはたった一人でいいので、信頼できる人間関係を持ちましょう。
- あなたの悩みにちゃんと耳を傾けてくれる人
- 一方的に意見を押し付けたりせず、あなたの気持ちを尊重してくれる人
そんな人との関わりの中で「私は受け入れられているんだ」という実感を持つことが大切です。
その実感が心の支えになってくれます。
そうすれば、たまに合わない人や、あなたを嫌ってくる人が現れたときでも
「たまたま相性が良くなかっただけなんだ」
「私のことを受け入れてくれる人もちゃんといるから大丈夫」
と考えられるようになっていくはずです。

信頼できる人を探しにいこう

信頼できる人間関係がすでにあるならいいですが、
という方もいらっしゃるかと思います。
その場合は、家族、知人、職場の同僚などの中から信頼できそうな人を探してみましょう。
「友達になって一緒に遊ぶ」が目的ではないので、年齢は離れている人でも大丈夫です。
(むしろ「あなたのことを気にかけてくれる職場の先輩」とかいれば適任です!)
もしもいなければ、
- 趣味のオフ会
- HSP交流会(HSPとは「人一倍繊細な人」のこと)
- コミュニケーション講座
- 心理学講座
などに参加して、趣味や性格が近い人、同じような悩みを持っていそうな人と出会えそうな環境に出向いてみましょう。

「この人なら…」と思える人が見つかったら、軽い悩み相談などをして心の内を見せてみてください。
そこで
- 適当に聞き流さずに丁寧に耳を傾けてくれた
- 意見を一方的に押し付けたりせず、気持ちを尊重してくれた
などの対応を取ってくれたなら、信頼関係を築ける可能性は高いです。
再び人と関わることが怖くなった時には、思い切ってその人に素直な気持ちを打ち明けてみましょう。
きっと温かい言葉をかけてくれるはずですから。

どうか、一人で抱え込まないようにしてくださいね。
まとめ
- 人と関わるのが怖くなっても、一人で抱え込むのはNG
- 恐怖心を消してくれるのは「信頼できる人間関係」
- 気持ちを尊重してくれる人を見つけて関係を深めよう