職場の人間関係

内向的な人のための、頼みごとをするコツ・断るコツ

頼みごとをするコツ・断るコツ

こんにちは!

元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。

このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!

 

【今回のお悩み】

自己主張が苦手で、面倒な頼みごとを断ることができません。

逆に頼みごとをすることも苦手なので、いつも自分一人で背負い込んでしまいます…。

コミュ障さん
コミュ障さん

内気な僕たちは、頼みごとをされると

「断ったら感じ悪いかな…。イヤな顔されちゃうかな…。」

などと考え、無理なお願いでもホイホイ引き受けてしまいがち。

自分に余裕がないときでさえも…。

 

逆に誰かに頼みごとをするのも苦手なので、キャパ以上のものを一人で抱え込んでしまいます。

結果、サービス残業をする羽目になったり、無理をしすぎて体調を崩す原因になってしまうのです…。

 

自分自身を守るためにも、

  • 無理な頼みごとを断るコツ
  • 頼みごとをするコツ

をしっかり身につけましょう!

 

そして実は、適度にまわりに頼ったほうが、人間関係ってうまくいくものなんですよ。

 

頼みごとを断るコツ

頼みごとを断るコツ

頼みごとをされるということは、「あなたならできるだろう(引き受けてくれるだろう)」と信頼されている証です。

だから無理なくできることならどんどん引き受けた方が、あなたの評価は上がります。

 

とはいえ中には「コイツは気が弱いから断らないだろう」と悪意を持って押し付けてくる人や、こちらの状況を理解していなくて無理な量の頼みごとをしてくる人もいます。

そんなときは、ハッキリ断っていいんです。

「手伝えなくて申し訳ない」という気持ちさえ伝われば、断ったところで悪く思われることはそうそうありません。

 

コツは、次の2つです。

  1. できない理由を伝える
  2. 代替案や妥協点を提示する

順番に見ていきましょう。

 

できない理由を伝える

人には、「理由を添えれば納得してもらいやすい」という心理があります。

 

例えば、こんな心理学の実験があります。

 

コピー機に並んでいる人に「先に5枚コピーをさせてほしい」と頼む場合、

「すみません、先にコピーをとらせてもらえませんか?」

と要求のみを伝えた場合、約6割の人が譲ってくれました。

 

それに対し、

「すみません、急いでいるので、先にコピーを取らせてもらえませんか?」

と理由を付け加えると、なんと9割以上の人がOKしてくれたというのです。

 

この実験では「頼みごとをする」というシチュエーションでしたが、頼みごとを断る場合も同様です。

理由を添えれば人は納得してくれやすくなります。

 

  • 今日はどうしても外せない予定がある
  • 今ちょっと手が離せない
  • 急ぎの仕事が溜まっていて忙しい

何でもいいので理由を伝えるようにしましょう。

 

代替案や妥協点を提示する

「ただ断るだけだと印象悪いかな…」などと不安になってしまう人は、理由にプラスして代替案や妥協点を一緒に提示しましょう。

 

  • 急ぎの仕事があるなら「今やってる仕事が終わってからで良ければやりますよ」
  • 全部引き受けると帰りが遅くなってしまうそうなら「半分でよければ手伝いますよ」

このような提案をすれば「できるだけ手伝いたいんです!」という誠意が相手に伝わるので、悪く思われることはありません。

 

それも難しい状況なら「手伝えなくてすみません。また何かあれば気軽に言ってください」という一言を添えればOKです!

コミュ障さんは言葉足らずなせいで「感じが悪い」「無愛想」などと誤解されてしまいがちなので、相手を気遣う言葉を伝える癖をつけましょう!

 

頼みごとをするコツ

頼みごとは関係を深める

内気な人は「他人に甘く、自分に厳しい」です。

人から頼まれたことは無理をしてでも引き受けるのに、自分から頼みごとをするときは小さなお願いでも躊躇してしまいます。

 

そんなあなたは、「頼む=迷惑な行為」だと思っていませんか?

本当はこうです。

頼む=頼りにする」。

 

人は「周りから頼りにされたい!必要とされたい!」という欲求を持っています。

だから礼儀と感謝さえしっかり示せば、頼みごとってかえって相手からも好かれるものなんですよ!

 

実際、心理学の世界では「人は手助けした相手に好感を持つ」という「ベン・フランクリン効果」なる法則があります。

「ベン・フランクリン効果」の由来は、アメリカの物理学者ベンジャミン・フランクリン氏から名付けられました。

フランクリンさんは政治活動の際、ライバルに「本を貸してくれないか」という頼みごとをしたところ、そのライバルが好意的になり敵対関係から友人になれたそうです。

 

敵が味方にもなってしまうほど強力な「頼みごと」。

正しい作法を学んで、適度にまわりに甘えていきましょう!

 

コツは、次の2つです。

  1. Iメッセージでお願いする
  2. 感謝を言葉と行動で示す

順番に見ていきましょう。

 

Iメッセージでお願いする

頼みごとを断るとき同様、相手を気遣う言葉は必須です。

いきなり「これお願いします!」ではなく、

  • 「お忙しいところすみません」
  • 「もし手が空いてたらお願いしたいんですけど」

といったクッション言葉を添えるだけで厚かましい印象はなくなります。

 

加えて僕がよくやるのが「Iメッセージでお願いする」という方法です。

Iメッセージというのは、「私」を主語にして要件を伝えることです。

 

例えば、重い荷物を運ぶのを手伝ってほしいとき。

普通に頼むなら「これ運ぶの手伝ってください」となります。

もちろん、高圧的な言い方でなければこれでも多くの人は普通に手伝ってくれますが、これをIメッセージに言い換えると、

「これ運ぶの手伝ってくれると助かります」となります。

 

「○○してください」という命令口調ではないので、言い方がより優しい感じになっていますよね?

これなら多くの人はこころよく手伝ってくれるし、仮に手が離せないときも断りやすい雰囲気を出すことができます。

(断りやすい雰囲気を出すこともいい関係を築く上で重要です!)

 

感謝を言葉と行動で示す

人として当たり前のことですが、頼みごとをやってもらったらしっかりお礼を言うのを忘れずに!

 

プラスαでぜひ実践してもらいたいのが、「感謝を行動でも示す」ことです。

例えば、

  • 相手が困っているときは頼まれなくても率先して手伝う
  • 逆に相手から頼みごとをされた時はこころよく引き受ける

この辺りを心がけてみましょう!

 

健全な人間関係は「持ちつ持たれつ」です。

  • 大きな負担にならない程度に助けてもらう
  • 助けてもらった以上に相手のことを助けてあげる

この二つを実践していけば、今まで以上に信頼関係は厚くなっていくことでしょう!

【コミュ障克服の第一歩に】