元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます！
【今回のお悩み】
角が立たない上手な断り方はありませんか？
飲み会、いやですよね～(笑)。
僕も仲のいい少人数でやる飲み会は好きですが
(下戸なのでお酒は一滴も飲みませんけどね(^^;)
- よく知らない人の割合が多い
- ウェイウェイはしゃぐ人が大勢いる
- 会社のお偉いさんが同席する
そんな飲み会には1ミリも参加したいと思わないタイプです(^_^;)
内気なコミュ障さんの中には
「参加したくない！けどハッキリ断れなくていつも渋々参加しています…」
なんて方は多いはず。
というわけで今回のテーマは「行きたくない飲み会の断り方」です。
リアルだけでなく、オンライン飲み会を断りたいときに使える方法も合わせてお伝えしていきます！
飲み会を断るときに最低限やるべき3つのこと
まず、誘ってくれた人から嫌われないようにするために、最低限は気をつけた方がいい３つのことをお伝えします。
① 申し訳なさそうに断る
仮にあなたにとっては迷惑だったとしても、飲み会に誘ってくれたことは相手の厚意です。
誘われたときに嫌そうな顔をしたり、「断って当然！」のような態度をとれば嫌われてしまっても仕方ありません。
これからも付き合いが続く相手であれば、申し訳なさそうな態度で断るようにしましょう。
② 行けない理由を伝える
心理学の有名な実験があります。
コピー機に並んでいる人に「先に５枚コピーをさせてほしい」と自分の要求を伝えるというものです。
このとき、
「すみません、先にコピーをとらせてもらえませんか？」
と要求のみを伝えた場合は、約６割の人が譲ってくれました。
それに対し、
「すみません、急いでいるので、先にコピーを取らせてもらえませんか？」
と理由を付け加えると、なんと９割以上の人がOKしてくれたというのです！
理由を添えるだけで人は納得してくれやすくなります。
③ 期日に余裕を持って断る
断りの連絡をするのは億劫な作業なので、ついギリギリまで放置してしまう人もいるかもしれませんね。
でも、直前キャンセルほど幹事にとって迷惑なものはありません。
（お店を予約している場合はとくに！）
断るなら早ければ早いほどいいです。
体調不良を理由に断る場合も、前日の夕方には欠席の連絡を入れるようにしましょう。
以上が最低限やるべき断り方のルールです。
今後の関係を良好に保ちたいなら、この３点はしっかり守りましょうね！
ケース別・上手な飲み会の断り方
ここからはケース別の飲み会の断り方をさらに詳しく解説していきます。
- 参加したいけど予定があって参加できない場合
- 単発の飲み会を断りたい場合
- 頻繁にある飲み会を断りたい＆今後もなるべく参加したくない場合
この３パターンについて、ポイントを順番にお話ししていきます。
参加したいけど予定があって参加できない場合
これは簡単です。
「参加できない理由」と「残念な気持ち」を素直に伝えればOKです。
といった感じに。
ただ断るだけでなく、「本当は行きたかった」「また誘ってくれると嬉しい」などの言葉を添えるのがポイントです。
これで悪く思う人はまずいないでしょう。
そして次回誘われたときは、予定を調整してでも必ず参加しましょうね。
単発の参加したくない飲み会を断りたい場合
単発、つまりそのメンツで飲むのは多くても年に1,2回くらいしかない場合。
この場合も何でもいいので理由さえあれば相手は納得してくれることが多いです。
ただ、「正直もうこの集まりには行きたくない！」と思うなら、「また誘ってください」というような言葉は添えないほうが◎です。
といった感じに、ちょっとだけ残念な気持ちを込めておけば角は立ちません。
断っていくうちに自然と誘われる機会も減っていくでしょう。
断る理由は一回きりなので（次回があるとしてもだいぶ先だと思うので）、正直何でもいいです。
ぶっちゃけウソでもいいのです。
- 明日、仕事が朝早いから
- 急ぎの仕事があるから
- 他の飲み会がすでに入っているから
- 今月はお財布がピンチだから
- ナマモノが19時ごろ宅配で届くから
- 風邪気味だから（「家族が」でもOK）
自分にとって自然な理由を用意しましょう。
オンライン飲み会であれば、
- 体調不良だから
- 別件の約束がすでに入っているから
- アパートの壁が薄くて近所迷惑になるのでオンライン飲み会はいつも断っている
- 夜になるとWi-fiの速度がめっちゃ遅くなってZOOMがまともに動かない
この辺りが使いやすいですね。
家族がいる方なら
- 子供が寝付けないみたいだから
- 今日は家族サービスの日と決まっているから
- 家族は寝るのが早くてうるさくできないから
などの理由もオンライン飲み会を断るいい口実になります。
頻繁にある飲み会を断りたい＆今後もなるべく参加したくない場合
主に職場の飲み会がここに当たるケースが多いと思います。
毎月第２金曜に飲み会があるとか、不定期だけど二ヶ月に一度くらいは必ず開催されるとか。
これが一番の難関です。
頻繁にあるということは、参加する人たちとは職場とか学校とか、日常的に顔を合わせる機会が多いということですから。
あまりに付き合いが悪いと、その後の関係にも亀裂が入ってしまう危険があります…。
今からあげる３つのポイントを押さえましょう。
① 頻繁に参加できないことを納得させる理由を用意する
半年に一回程度のペースであれば、前項で挙げたような理由を使って断れば大丈夫ですが、毎月のようにある飲み会の場合は
一回目「今ちょっと風邪気味で…」
二回目「今月ちょっとピンチで…」
三回目「明日は朝が早いので…」
こんな感じだと「おまえ、行きたくないからウソついてるんだろ！」と反感を買ってしまう危険があります。
なので、長期間同じ理由で断っても不自然じゃない理由を用意しましょう。
例えば…
- 資格を取るために学校に通っている
- 英会話教室に通い始めた
- 母親が病気がちなので自分が家事をしないといけない
- 医者にお酒を止められている
といった具合です。
もちろんバレたら信用を失うので、例えば「資格を取るために勉強している」という理由を使うなら、「学校に通う」まではしなくてもいいですが、自宅で勉強はしましょうね(^^;)
（だから興味のある資格がないなら別の理由を用意しましょう）
オンライン飲み会であれば、
- アパートの壁が薄くて近所迷惑になるので、オンライン飲み会はいつも断っている
- 家族は寝るのが早くてうるさくできないから
あたりの理由もオススメです。
② 行事的な飲み会は参加する
忘年会、新年会、新入社員の歓迎会、送別会…、
そういう行事的な意味合いのある飲み会は、本当に行けないとき以外は極力参加したほうがいいです。
ここまで欠席してしまうと「協調性のなさすぎるヤツ」と思われても仕方ありません…。
それでもやっぱり参加するのが憂鬱なら「明日は朝が早いので9時頃に失礼します」とか「二次会は遠慮しておきます」といったように、早めに帰る旨を先に伝えておきましょう。
③ 二番目につき合いの悪い人になる
いきなりですが、問題です。
日本一高い山はどこでしょう？
…そう、富士山ですね。
じゃあ、二番目に高い山は？
もう一問いきます。
日本一広い湖はどこでしょう？
…そう、琵琶湖です。
じゃあ、二番目に広い湖は？
ちなみに答えは一問目が北岳（山梨県）、二問目が霞ヶ浦（茨城県）です。
知らない人も多かったのではないでしょうか？
このように、二番目って意外と存在感がないものです。
逆に一番は、良くも悪くも目立ちます。
だから極力飲み会を断りつつも「あいつって付き合い悪いよな～」と言われないようにするには、「二番目に参加しない人になる」という方法がオススメです。
それでも不安なら「三番目に参加しない人」になりましょう(^_^)
そんな方はこちらの記事をあわせてお読みください。
まとめ
- 申し訳なさそうに断る
- 参加できない理由を添える
- 断りの連絡はなるべく早くする
- 頻繁に参加できない理由を用意する
- 忘年会など行事的な飲み会には参加する
- 悪目立ちしたくないなら２番目に参加しない人になる
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