元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
正直、僕はかなり優しいと思うのですが、悲しいほどモテないのはなぜでしょう?
よくネットのニュースサイトとかで「20代女性100人に聞いた!好きな男性の特徴ランキング」みたいな記事、ありますよね。
つい読んでしまう男性も多いと思いますが、結果はだいたい「優しい人」が第一位です。
こうしたアンケート結果を見るたびに内気な男性は
イケメンだったり、面白い話ができたり、ちょっとオラついてたり…、そんな男のほうが余程モテてるじゃないか。
僕はかなり優しいけど悲しいほどモテないぞ!
なんて、うれいていたりするのではないでしょうか…。
でも、「優しい男性」が好かれるのは当たり前の真実です。
そりゃあ誰だって優しい人が好きに決まっています。
ではなぜ、めちゃめちゃ優しい(と本人は思っている)のに、まったくモテない男性が大勢いるのでしょう?
それは、優しさにも2つの種類があるからです。
一つは「消極的な優しさ」。
もう一つは「積極的な優しさ」です。
モテない男性には、「積極的な優しさ」が絶対的に足りていないのです。
モテない男性の「消極的な優しさ」とは
「優しいのにまったくモテない…」
と嘆いている内気な男性が持っているのは、主に「消極的な優しさ」です。
● 消極的な優しさの例
- デートするときに「行きたいところある?僕はどこでもいいよ」と行き先を相手に考えてもらう
- 頼みごとをされればこころよく引き受けるけど、頼まれるまで自分からは動かない
- 「手伝いましょうか?」といちいち尋ね、相手が「大丈夫です」と言ってきたら何もしない
- 本当はイヤな頼みごとも、嫌われたくない一心で引き受けてしまう
- LINEの返信がこないときに「ごめん、変なこと言っちゃったかな?」などの心配LINEを送ってしまう
「あ〜、やってるなぁ…」と心当たりのある人は多いのではないでしょうか?
残念ながら、こういう類の優しさはいくら見せても好かれるキッカケにはなりません。
上に挙げた例を使って、その理由を見ていきましょう。
● デートするときに「行きたいところある?僕はどこでもいいよ」と行き先を相手に考えてもらう
相手が「どうしてもここ行きたい!」という強い希望を持っているならそれに従えばいいですが、そんなケースはそうそうありません。
そんなとき「どこでもいいよ」なんて言われても、相手は困ってしまいます。
「僕はこのお店とか気になるな~」などとあなたからも提案を投げかけて、「楽しいデートになるよう一緒に考えよう!」という意思を見せましょう。
相手が決めるまでただ待ってるのは、優しさではなく無責任です!
● 頼みごとをされればこころよく引き受けるけど、頼まれるまで自分からは動かない
人にものを頼むのは、誰しも抵抗を感じるもの。
明らかに手を貸したほうがよさそうな場面なら、頼まれる前に動きましょう。
「頼まれたら引き受ける」は好かれるほどの優しさではなく、ただの「人並み」です。
●「手伝いましょうか?」といちいち尋ね、相手が「大丈夫です」と言ってきたら何もしない
例えば、女性が重いものを運んでいるのを見て「持ちましょうか?」と声をかけてみたけど、相手が「大丈夫です」と言ってきたのでそれ以上は何もしなかった、などのケースです。
「頼まれるまで動かない」よりは断然いいですが、明らかに大変そうで、明らかに自分がやったほうが安全かつ早く終わりそうなら、いちいち許可を求めるのは野暮です。
「運びますよ」と言ってさっさと持ってあげたほうが、男らしくてカッコイイですよね。
● 本当はイヤな頼みごとも、嫌われたくない一心で引き受けてしまう
ふところが寂しいのに無理して奢ってしまったり、
どんなワガママも「いいよいいよ」と引き受けてしまったり、
そんな「嫌われたくないから」という動機でやる行動は、優しさではなく「媚び」です。
はたして媚びる人が心から好かれるでしょうか?
仮に好かれることはあったとしても、それは「恋人として」ではなく「都合のいい人として」です。
● LINEの返信がこないときに「ごめん、変なこと言っちゃったかな?」などの心配LINEを送ってしまう
そのLINEを送るのは、相手のことを想ってでしょうか?
違いますよね。
「はやく返事をもらって自分が安心したい」から送っているのです。
こんなLINEをもらっても相手は「心配してくれて優しい!」とは絶対に思ってくれません。
ただ「重い…返すのメンドくさい…」とストレスが溜まるだけです。
ちょっと厳しいことも書いてしまいましたが、このように
- 頼まれたら手伝うけど、頼まれるまで何もしない
- いちいち相手に許可を求める
- 行動の動機が「嫌われたくないがための媚び」(自分本位)
が消極的な優しさです。
内気な男性が見せているのは、残念ながらこうした消極的な優しさである場合が多いです。
だから女性からは
- いい人だけど気が利かない
- いい人だけど恋愛対象にはならない
- ナヨナヨしていて頼りない
といったネガティブな印象を持たれてしまいます。
モテる男性の「積極的な優しさ」とは
対する積極的な優しさというのは、
- 「どうしたら相手のためになるか」を考え、率先して行動する
- 絶対にやったほうが相手のためになることは、わざわざ許可を求めない
- 行動の動機が「相手への気遣い」(相手本位)
といった行動をさします。
● 積極的な優しさの例
- 女性が重いものを運んでいるとき、「持つよ」と一声かけて相手の答えを聞く前に持つ
明らかに相手のためになることなら、わざわざ許可はいりません。
- デート中に相手が買い物をしたら、お会計した時に自分がさっと持つ
- デート中2時間おきくらいに「ちょっとお手洗い寄っていい?」など自分から提案する
ちょっと言いづらいことを女性に言わせない気遣い大事です!
- お店のドアを開いて相手が入り終わるまで押さえておく
- 狭い道を歩くときは無言でスッと車道側を歩く
- 歩くスピードを相手に合わせる
こういう紳士的な振る舞いが自然にできる男性はカッコいいですね!
積極的な優しさは「デート中だけ」「好きな相手にだけ」やろうと思っても、そうそう自然にできるものではありません。
普段から職場などで
- 男性・女性 問わず
- 先輩・後輩 問わず
誰に対しても積極的な優しさを心がけていくことが大切です。
第一、普段は周りに対して優しくしていないのに、好きな女性にだけは率先して優しくするのって…
明らかに「媚び」ですよね(^_^;)
「この人、私に好かれたいから優しくしてるんだな」と感づかれた時点で、あなたの魅力は激減します。
恋愛で武器になるレベルの優しさを身につけたいなら、普段から人のために率先して動くクセをつけましょう。
そうすれば好きな異性の前でもスマートに優しく振る舞えるようになるし、「優しい大人な紳士オーラ」的なものも身についていきますよ♪
まとめ
- 頼まれたら手伝うけど、頼まれるまで何もしない
- いちいち相手に許可を求める
- 行動の動機が「嫌われたくないがための媚び」(自分本位)
- 「どうしたら相手のためになるか」を考え、率先して行動する
- 絶対にやったほうが相手のためになることは、わざわざ許可を求めない
- 行動の動機が「相手への気遣い」(相手本位)
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