元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
どうやって対処すればいいでしょう?

「趣味とかありますか?」
「お休みの日ってどんなことされてますか?」
新しい出会いがあると、こんな話題を高確率で振られます。
「でも私、無趣味だから話すことないんだよな…」
と毎回困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は悩みを解消するお話です。

趣味の話題がよくあがる理由

「無趣味だから話すことがない」と考えているあなたは、趣味に対してこんなイメージを持っていませんか?
- 本格的にやっていないとダメ
- 上手くないとダメ
- 詳しくないとダメ
でも趣味なんて、もっともっと軽いもので全然OKなんですよ。
なぜなら、そもそも相手はそんなに興味がないからです!
「あなたの趣味が何なのか興味津々!なんとしても聞きだしたい!」
なんて思って聞いてくる人は基本いません。
もちろん、専門的な話が聞きたいと思っている人もいません。
新しい出会いがあると趣味の話題をよく振られる理由。
それは単に
「会話のキッカケとして使いやすいから」
です。
つまり、会話が続くような答えが返せれば合格なんですよ。

「趣味はないです」と返せば高確率で会話は終わってしまうのでNGですが、
べつに誇れるような趣味・知識豊富な趣味はいらないということです。
趣味の話題で伝えるべきは「人がら」

「そうはいっても軽い趣味もないんです…」
という方は、以下の質問に答えてみましょう。
- 休日や平日の夜によくやっていることは?
- ストレス解消のためにやっていることは?
- やっていて「楽しいな」と思えることは?
- 暇つぶしにスマホでよくすることは?
- 「これ好きだな」と思えるものは?
どうでしょう?
さすがに1個2個は出てきたのではないでしょうか。
それはあなたの立派な趣味です。
例えばチョコを食べているときが幸せなら、「チョコを食べること」が趣味でもいいんです。
「でもチョコの種類とかブランドとかも全然詳しくないし…」
とか考えてしまうかもしれませんが、別にマニアである必要もありません。
例えばコンビニで売ってるチョコしか食べなかったとしても
極細ポッキーを3本まとめて食べると、口いっぱいにチョコの味が広がって幸せな気分になるんですよ!
みたいな話ができれば、十分に楽しい会話になりえます。
そう、大事なのは知識を語ることではありません。
「あなたの人がらを伝えること」です。

人がらを伝えることの重要性は、こちらの記事で解説しています。

僕だって「カフェに行くのが趣味」とか言いますけど、インスタ映えするようなおしゃれカフェなんて全然行きませんからね。
ドトールとかサンマルクカフェとか、ありふれた全国チェーンのカフェばかりです^^;
それでも
- 店員の目が気になるから2時間以上は居座れない
- 夏のドトールはエアコンが寒すぎて凍え死にそうになる
- サンマルクカフェはチョコクロが最高に美味いけどコーヒーは最高に不味い(好きな人いたらゴメンなさいm(_ _)m)
などの小ネタは色々出てきます。
これくらいのお話なら、あなたも持っているんじゃないでしょうか?
前述したように「趣味」や「休日の過ごし方」は会話のキッカケとして使い勝手がいいので、今後も新しい出会いがあれば幾度となく訊かれることでしょう。
だから自分なりの鉄板ネタは、いくつか用意しておくのが断然オススメですよ。

まとめ
- 趣味の話題を振られるのは「会話のキッカケとして使いやすいから」なので大層な趣味はいらない
- 休日によくやっていることや、やっていて楽しいこと、好きなものを思い返すと趣味は出てくる
- 大切なのは知識を語ることではなく、あなたの人がらを伝えること