元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトではコミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
うまく伝えるコツはありますか?
不満や反発する意見を伝えるときには、とにかく言われる側の視点に立つことが大切です。
強い口調で一方的に不満を言われたら、多くの人はムッとして素直に直そうという気持ちにはなりません。
仮に直してくれたとしても、あなたに対する心象が悪くなってしまう危険があります。
関係を悪くしたくないのなら、「自分だったらどういう言葉や態度で言われたら『じゃあ直そうかな』と素直に思えるだろう?」と考えてみましょう。
そうすれば
ストレートに不満をぶつけるのではなく、お願いするような形で伝えるのがベスト
という答えに辿り着くはずです。
例えば、よくドタキャンする友達に不満を伝えるなら
忙しいのはよーくわかるんだけど、前日までには言ってもらえると嬉しいな。
私も予定を調整したりで手間がかかってるし、こう何度もドタキャンされるとないがしろにされてるみたいで悲しいよ。
みたいな感じになりますね。
不満を伝える際のポイントが2つあるので、詳しく解説していきます。
不満を伝えるコツ① 相手を気遣う言葉を添える
相手の行動にあなたがモヤモヤしていたとしても、相手にだって相手の事情があります。
忙しくて手が回らないのかもしれないし、そうせざるを得なかった理由があるのかもしれません。
そもそもあなたが不満を感じているとは夢にも思わず、逆によかれと思ってその方法をとっているのかもしれません。
そういう事情があるかどうかもわからないのに
「なんで直してくれないの!」
「ちゃんと○○してよ!」
といきなり強い口調で責めてしまったら、相手はその事情を打ち明けづらくなってしまいます。
結果、「私にだって事情があるのに、この人(あなた)はわかってくれないんだな…」と感じ、二人の関係はギクシャクてしまいます。
そうならないためにも、不満を伝えるときにはまず「相手の立場に寄り添った言葉」を添えるようにしましょう。
- 「忙しいところ悪いんだけど…」
- 「○○さんにも事情があるのは承知の上なんだけど…」
- 「いつもやってくれてるのは感謝してるよ。でももしできたら…」
これだけでグッと柔らかい印象になります。
相手は「この人なら私の話を聞いてくれるかもしれない」と思い事情を話してくれて、改善するための建設的な話し合いができるかもしれません。
また不満の内容を伝えるときも「○○して!」ではなく「○○してくれると嬉しい(助かる)」みたいな語尾にすると、素直に受け入れてもらいやすくなります。
不満を伝えるコツ② 直してほしい理由を添える
心理学の有名な実験があります。
コピー機に並んでいる人に「先に5枚コピーをさせてほしい」と自分の要求を伝えるというものです。
このとき、「すみません、先にコピーをとらせてもらえませんか?」と要求のみを伝えた場合は、約6割の人が譲ってくれました。
それに対し、「すみません、急いでいるので、先にコピーを取らせてもらえませんか?」と理由を付け加えると、なんと9割以上の人がOKしてくれたというのです。
理由を添えるだけで人は納得してくれやすくなります。
なので不満を伝えるときにも
- 「やってくれると○○になって助かるんだよ」
- 「今のままだと○○だから困っちゃうんだ」
みたいに一言理由を添えてみましょう。
それだけで相手の人は「それなら直していこうかな」と思ってくれやすくなります。
まとめ
- お願いするような口調で伝える
- 気遣いの言葉を添える
- 直してほしい理由を添える
…まぁ、不満が溜まりすぎるとついキツく言ってやりたくなっちゃうんですけどね(笑)
そうならないためにも、不満を感じたときは早めに言ってしまうのが吉だと思います。
へんに我慢しちゃうと「なんで自分ばっかりこんなに我慢しなきゃいけないんだ〜!」ってイライラが3倍くらいに膨れあがったりしちゃいますからね(^_^;)←経験者
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