元コミュ障のコミュニケーション講師 みやたさとし です。
このサイトでは、コミュ障さんが抱える様々なお悩みをわかりやすく解決していきます!
【今回のお悩み】
今のままでいい人間関係は作れるでしょうか?
スタバはドリンクを自分好みにカスタマイズできることで有名ですが、僕はそんなものはしたことがありません。
だってトンチンカンな注文して失笑されたら恥ずかしいじゃないですか(;´д`)
「アイスノスターバックスラテヲトールサイズデ!」
この呪文だけを頭に叩き込んでレジに向かいます!(笑)
そんな僕たち内向型人間は「人からどう思われるか」に敏感な人が多いです。
「嫌われちゃったらどうしよう…」と気にしすぎるあまり
- 他人には甘く(相手の主張をホイホイ受け入れてしまう)
- 自分には厳しく(自分の主張をグッと我慢してしまう)
となってしまいがち。
このあたりは持って生まれた気質も大きいので、多少は仕方ありません。
でも常に他人を気にしていたら、ストレスが溜まる上に深い人間関係も作れなくなってしまいます…。
そこで今日は「自分を出すことの大切さ」のお話です。
人に合わせていたら特別な関係は築けない
本心ではないのに相手の意見に賛同してしまう…。
自分の希望を言えず人と同じ選択をしてしまう…。
苦手な人にもいい顔をして頼まれごとを引き受けてしまう…。
あなたはこんな風に、嫌われることを恐れて自分を抑え込んでしまっていませんか?
もちろん、人から嫌われたくないと思うのは人として当然の感情です。
でも、その思いが強すぎて常に人に合わせていたら、あなたの個性はどんどん死んでしまいます…。
僕はよく講座でこんな話をします。
コミュ障さんが好かれない一番の原因は、「コミュ障だから」ではない。
コミュニケーション量が少なすぎて「よくわからない人」と思われてしまうからだ。
と。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
いつも周りに合わせてしまう人とは、まさに「よくわからない人」です。
- いい人なんだけど、自分の意見がなくてロボットみたい
- こっちに合わせてくれて楽なんだけど、一緒にいてもつまらない
こんな風に思われ、距離を置かれてしまいます。
近寄ってくるのはせいぜい「言うことを聞いてくれる都合のいい人」を求めている人だけ、と言う悲しい結末に…。
それって悲しすぎますよね?
「愛の反対は、憎しみではなく無関心である」。
これはマザー・テレサの残した有名な言葉ですが、逆もまた然りです。
「憎しみ(嫌い)の反対は、愛(好き)ではなく無関心である」。
嫌われないようひたすら人に合わせる生き方をしていても、残念ながら深く愛されることはありません。
誰にとっても無関心な存在まっしぐらです。
あなたの本音を出していくことは、本当にあなたを好きになってくれる人と繋がるための必須課題と心得ましょう!
本音の関係は本音を出すことで手に入る
職場では周りに合わせてしまう部分はあっていいと思います。
なぜなら職場の人間関係は「好きなもの同士の集まりではない」にも関わらず、「簡単に切ることのできない関係」だからです。
「本音を言いあえるくらい親しい関係」を目指してウザがられる危険を冒すくらいなら、「仕事に支障が出ない程度の仲」にとどめておいたほうが居やすい場合もあるでしょう。
でもプライベートの人間関係はどうでしょう?
プライベートの付き合いは、無理に合わせてまで続ける必要のないものです。
むしろ仕事のグチなどを吐き出してリフレッシュするという役割も大きいので、ここでも本音を出せないままでは心の負担は増える一方になってしまいます…。
はっきり言ってしまえば、プライベートの人間関係は自然体で楽に付き合える人との関係さえ大切にすればいいと思うのです。
それで仮に一人しか残らなかったとしても、別にいいじゃないですか。
「気を使い続けなきゃいけない仮初めの友達10人」より「素の自分を受け入れてくれる1人」との関係のほうが、よっぽど楽しくて充実したものになるはずです。
自分の本音を出すコツ
それがコミュ障さんの本心かもしれませんね。
じゃあ、どうすればいいのか?
正直ここは気持ちの問題なので、最後は「えいやっ!」と思い切って自分を出すしかありません!
深い関係を望むなら、自分をさらけ出す少しの勇気を持ちましょう。
自分の本音を一切出さなかったら、本音で付き合える関係は永遠に手に入らないのですから。
そもそも、あなたが「気を使ったせいで出せない自分」とは具体的にどんなところでしょうか?
「みんなでカラオ行こうよ!ね!カラオケ行ってくれなきゃゼッタイ嫌だ〜!」というワガママでしょうか。
それとも、「お前でしゃばりすぎ!ウザい!」という批判的な意見でしょうか。
…違いますよね?
きっと
- 自分は浜辺美波が好きなんだけど、「浜辺美波って可愛くないよね」と振られたとき同調してしまった
とか、
- 「夜ごはん、ここの中華料理屋とかどう?」と訊かれたとき、本当は辛いものが苦手だから違うお店がよかったけど「いいよ」と言ってしまった
とか、それくらいのことだと思います。
- 人を傷つけるための否定・批判をしない
- その場にいない人の陰口を言わない
- 悪意のあるウソをつかない
- 自己中なワガママを押し付けない
こういう人として当たり前の礼儀さえ守っていれば、あとはもっと素の自分を出してもいいのです。
一度思い切って話してみれば、きっと実感できるはずです。
「あぁ、意外となんでも受け入れてもらえるんだな」って。
この実感を積むことが大切です。
そうすれば、徐々に自分を出すことへの心理的な抵抗も減っていくことでしょう。
どうしても不安なときは、「自分がそれを他人から言われたらどう感じるか?」を考えてみましょう。
「別に気にならないな」「そんなことで相手を嫌いになったりしないな」と思うなら大丈夫。
ほとんどの場合、相手も受け入れてくれるでしょう。
はじめの一歩としてオススメなのが、
- 食べ物の好み
- お酒の好み
- 芸能人の好み
- 洋服のデザインの好み
などの「好みの主張」です。
好みは人それぞれなので、「えっ!なんでそれ好きなの?」と驚かれることはあっても、嫌われることは基本ありません。
人に合わせることをやめると人間関係のストレスが減る
「素の自分を見せられない」と悩む人には必ずと言っていいほど「周りの人たちも素を見せてくれない」という悩みがセットでついてきます。
でもそれって結局は、「私が心を閉ざしているから相手も閉ざしてしまう」というだけのことなんですよね。
相手を気遣うことはたしかに大切です。
でも、いきすぎた気遣いは「他人行儀」となり、お互いの心を余計に遠ざけてしまいます。
もちろん、素を出せば誰とでも仲良くなれるわけではありません。
本音を出すということは、今まで「無関心な人(どうでもいい人)」だったあなたの評価が「好き/嫌い」に分かれやすくなるということです。
でも合わない人は自然とあなたの側を去り、合う人とは今以上に親密になれるので、結果的に心地いい人間関係だけが残ります。
そうやって評価がハッキリ出ることを恐れる気持ちはわかりますが、何度も言うようにプライベートの人間関係は無理して続けるものではありません。
楽しんだり、リフレッシュしたり、自分を幸せにするためにあるべきものです。
人に合わせる人生や余計なストレスから解放されるためにも、軽い部分から自己主張していきましょう!
まとめ
- 人に合わせてばかりの人は「よくわからない」ので、行き着く先は「どうでもいい人」
- プライベートの人間関係は心地よいものでなければ意味がないので、無理に合わせることは無意味
- 素を出すようにすれば合わない人は自然と去り、合う人とは距離が縮まるので、結果的に心地よい人間関係だけが残る
- 「他人からそれを言われたらどう思うか」を考え、とくに気にしないと思ったことは気軽に話してOK
- 食べ物の好み・芸能人の好み・デザインの好みなど、「好み」は自己主張しやすい
- 最後は思い切りが大切。実際に話してみて「意外と受け入れてもらえるんだ」という実感を積めば抵抗は消えていく
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